東京・港区を散歩する (前編)【赤坂・六本木・麻布十番】
東京都港区というと、憧れの地。億を超える家があちこちにあり、まさに人生の勝ち組のみが住める街。しかし、ひとえに港区といっても、北は赤坂、南は白金と実はとーっても広いんですよね。そんな広い港区を、港区の観光ルートに沿って、じっくり歩いてみました!!
今回のルート
今回のルートは港区が発行しているMINATO健やかウォーキング&サイクリングMAPの『赤坂・麻布・高輪を巡る街並みコース』をもとに歩いています。このコースだと、
赤坂離宮→赤坂→六本木→麻布十番→白金→白金台→南麻布→元麻布→西麻布→南青山→赤坂離宮と戻ってきます。まさに、港区の中でも特に港区らしい、富裕層が住むエリアを中心にまち歩きを楽しみます。
なお、ルートは全体で15km程度の距離ですが、立ち寄りスポットはあまりにも多く、散策している間に歩く距離が増えに増えて、25km程度となり、かなりの長時間の散歩になります。
全部だと長いので、Part 1 を赤坂離宮から白金(白金高輪駅)まで。Part 2が白金(白金高輪駅)から赤坂離宮までと分けています。ルートはこちら(google mapで開きます。)
東京・港区を散歩する(前編)【赤坂・六本木・麻布十番】
さて、赤坂離宮をスタート。ここが港区の北限となるところで、迎賓館のすぐ西は新宿区、東は千代田区です。迎賓館は1909年に東宮御所として建てられ、今でも外国賓客に対する迎賓館として現役で使われています。
内部も見学可能ですが、見学料が結構高い… 洋風でかなりよさげな建物ですけどね。

コースはここから迎賓館の東の淵に沿って、紀伊国坂を下りて、赤坂へと向かいます。
紀伊国坂の近くに紀州徳川家の屋敷があったことが、その坂の名前の由来ですが、この坂の付近に茜草が群生しており、昔はこの坂は茜坂とも呼ばれたそう。この茜坂こそ赤坂の名前の由来だとも言われています。
坂の左手にはホテルニューオータニ東京が見えます。東京を代表するホテルの1つ。コースはこの紀伊国坂から弾正坂へと入り、豊川稲荷の東京別院を通過した後、青山通りを青山の方向へと西に進むのですが、コースを数分離れて、青山通りを東に行くと赤坂(赤坂見附)です。
赤坂は港区を代表する街なのでぜひ立ち寄っておきたいですね!!



赤坂
赤坂まできました。この街は港区を代表する街の1つで、地下鉄では赤坂駅と赤坂見附駅があって、両駅は徒歩10分ほど離れています。赤坂駅は千代田線だけですが、赤坂見附駅は様々な地下鉄の路線が乗りいれていることもあって、とても便利。
赤坂見附駅前には大きな日枝神社。そして、その前を外堀通りが走ります。駅前には外堀通りに沿って、東からエスプラナード通り、赤坂みすじ通り、一ツ木通りが南北へと通っています。見附のあたりは完全に繁華街となっていますが、確かに少し落ち着いた雰囲気があるような気がします。




赤坂の隣が政治の街、永田町であることから、政治家たちが通った料亭がたくさんあったのがこの赤坂見附から少し南へといった赤坂2丁目のあたり。そして、その影響で、花柳界が誕生し、赤坂の芸妓さんたちは赤坂芸者と呼ばれました。
ただ、残念ながら、今では政治家が料亭を利用することも減り、花街としての人気もずいぶん衰えているようです。ほとんど花街らしいものは残っておらず、置屋のようなものも見当たりません。舞妓さんもかなり少なくなってきています。


赤坂も南までくると、赤坂通りと赤坂駅。大きな赤坂サカスや赤坂Bizタワーがあります。東京のテレビ局の周囲はとても発展していて、どれも観光地化していていいですね。
この赤坂通り(千代田線が地下を走る通り)から一筋入ったところには閑静な住宅街が広がります。赤坂と言えば、社長が住む街ランクでナンバーワン。どんな人たちが住んでいるんでしょうね。




青山通りから外苑東通りを歩いて、六本木へ
コースに戻って、豊川稲荷から青山通りを青山の方向へと向かいます。青山ツインビルがある、赤坂郵便局前交差点を左折して外苑西通りを南下していきます。外苑西通りは、南青山と赤坂の境となっているところです。
青山もまた港区のハイセンスな街なんですが、この辺りはコースの終盤で再び通過するので、終盤で青山へと行ってみたいと思います。
外苑西通りを南下し、乃木神社のあたりまでくると、乃木坂。そしてあっという間に六本木。



もうすぐ六本木ということもあって、目の前にヒルズが見えます。ちょうど六本木と赤坂の境って感じでしょうか。
その境に立つのが、東京ミッドタウン。厳密には赤坂なんですが、六本木からかなり近いので、六本木にあると思っています。巨大なビルの周りを檜町公園が囲んでおり、夜や朝早くに来たりすると、犬の散歩をしている地元の人たちや子供連れの親子などが結構います。
中心となるミッドタウンタワーは248.1m。外見もおしゃれですが、中に入ってみるとやっぱりおしゃれ。また、リッツカールトンホテルなどの高級ホテルも入居しています。
もともとは毛利家の下屋敷、そしてその後、防衛庁の庁舎があった場所だというから驚きです。



六本木
そしてこのミッドタウンのすぐ南が六本木交差点。若い時を思い出すような、どこか懐かしい景色です。あの時と比べてクラブもずいぶん変わってしまったような気がします。まだ、洋菓子屋のアマンドあるんですね、よかったよかった。
ロアビルがなくなってしまったのは結構意外でした。立て替える予定のようですが、立て替えた後には、やっぱりクラブばっかり入るような新しいビルができるんでしょうか。今はビルだけが残り、巨大な廃墟が六本木の真ん中にある感じです。




コースはここから右折して六本木通りを下り、六本木の中心ともいえる六本木ヒルズへ。この六本木ヒルズこそ、六本木のシンボルともいえるんでしょうか。この辺りは木造住宅が密集する場所だったようで、再開発にはかなりの時間がかかったようです。
ヒルズは238mの六本木ヒルズ森タワーとその隣にはヒルズ族のレジデンス棟。若くして成功した起業家のあこがれの地がこの六本木ヒルズ。ヒルズはショッピングはもちろんのこと、ホテル、美術館、インターナショナルスクールなどさまざまな施設が入居しています。また、上層階には展望デッキもあって(有料)、六本木を高い位置から見下ろすことができます。


ヒルズの横にはテレビ朝日の本社と毛利庭園があって、毛利庭園は自由に出入りができます。もともとニッカウヰスキーの東京工場があった場所だったようで、庭園は結構大きめ。
ヒルズは毎年クリスマスのイルミネーションをやっていて、とてもきれいです。



六本木を出ると、環状三号線の長い坂を下って麻布十番へ。この辺りも面白いものがたくさんあって、目が離せません。


麻布十番
環状三号を下り、一の橋までくるとここを右折。そして麻布十番です。一の橋が架かる古川(渋谷川)沿いに、麻布通りを南下していきます。ここからしばらく麻布です。
実は六本木も含めて、この辺りは昔は麻布区と呼ばれ、『麻布』とつく地名がたくさんありました。その中でも、高級住宅街と言えば、高台になっている南麻布や元麻布。麻布十番だとちょっと庶民的な感じがあります。
なお、麻布十番はあるんですが、麻布九番や麻布一番があるわけでもないんですよね。この十番というのは工区の時に十番目の工区だったからつけられた名前だと言われています。

駅前には麻布十番商店街。麻布と聞くと、なんともおしゃれなイメージがありますが、麻布十番の商店街はなんとも普通な感じ。ごく普通の値段のものを取り扱っています。麻布十番のそんな普通な感じの雰囲気がまたいいんでしょうね。実際、麻布十番には根強いファンが多いようです。




新旧のいろいろなお店が混じっており、1789年創業の永坂更科蕎麦をはじめ、鯛焼きの浪花総本家は「泳げたいやきくん」のもとになったお店と言われています。
お店の入れかわりがあまりにも激しい港区でも、この麻布十番だけでは昔の雰囲気がまだ少し残っています。

麻布十番の南には善福寺。都内有数の古刹で、824年の創建。アメリカが初めに公使館を置いたところでもあります。そもそも、麻布十番がこの善福寺の門前町として発展したところなんですよね。麻布の発展の礎になった場所と言えるんでしょうか。
善福寺からさらに東に行くと、元麻布ですが、元麻布と麻布十番の境には氷川神社など様々なお寺があります。歴史を感じるところです。

麻布通りに戻って、南へ歩いていきます。善福寺より南行くと、南麻布。コースはこの南麻布の東端である麻布通りを歩き、白金へ。なお、Part2ではこの南麻布も歩きます!
もうすぐ白金高輪。ゴールが近づいてきました。


そして白金高輪駅へ
さて、麻布十番を過ぎると、渋谷川を渡り、魚藍坂下の交差点から坂。近くにある魚藍寺がその名前の由来。登りきると白金高輪駅、そして歩道橋がありますが、歩道橋から振り返って見ると東京らしい景色が広がります。

ということで今日の目的地の白金高輪。ここから地下鉄に乗ることもできるし、坂を下りるとすぐに品川や高輪ゲートウェイの駅もあります。
次回はこの白金高輪駅付近の高輪を散歩した後、白金台から南麻布や元麻布、南青山を散策します!!
港区を歩く 1
| 歩行ルート |
ここから(Google Mapで開きます)
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| ウェブサイト |
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| 行きかた |
赤坂離宮: JR・東京メトロ丸の内線四谷駅すぐ 白金高輪: 都営南北線、東京メトロ三田線 白金高輪駅すぐ |
| 歩行時間の目安 |
7~8時間
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| 入場料 |
なし
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| おすすめ度 |
☆☆☆☆ (最高級おすすめ)
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