明石城【坤櫓・巽櫓】

明石と言えば、タコで有名な街。神戸市内からも20分程度の場所にあります。そんな明石の駅前に堂々と立つのが明石城。すぐ近くの姫路城があまりにも有名ですが、それでも日本100名城の1つです。

明石城

明石城はJR明石駅降りて北に行ったすぐのところあります。ホームからでもお城が見えるほど近いです。

すぐ近くには西国街道が広がり、さらには明石海峡も近いです。明石城はそんな交通の要衝に、西国大名の監視目的のために、1618年に建てられたお城です。初代の城主は小笠原忠真。1682年からは松平家が続いています。

太鼓橋櫓跡を越えてお城に入ると大きな公園になっていて、芝生の広場が広がります。市民に憩いの広場になっている感じなんでしょうか。ちょうどこの芝生のあたりが、宮本武蔵の広場と呼ばれているようですが、これは宮本武蔵が明石の町割りや作庭にも携わっていたから。

駅から歩いてすぐの場所にあります。太鼓橋櫓跡。
宮本武蔵の広場

公園から見ると、2つの現存する三重櫓『坤櫓』(南西)と『巽櫓』(南東)が本当によく見えます。三階櫓は全国でも12棟現存しますが、そのうちの2棟です。もともとは三重櫓で四隅を固めていました。

かなり近くから見ることも可能で、最近は土日限定で公開していたりもします。また、2つの櫓が立つ石垣は380mもの長さの石垣になっており、とても迫力があります。

とはいえ、明石城は全体的に草木が結構生い茂っていて、一部よく見えないところがあります。お城の構造をじっくり見たいなら、冬に来るべきなのかも。

木が結構多めで、石垣が少し見えにくいでしょうか。
坤櫓(奥)と巽櫓(手前)

明石城では、本丸の西側に稲荷曲輪が、東側に二の丸や東の丸があります。階段付近音石垣も本当に立派ですね。

時折、石垣の中に見える黄色の岩は竜山岩でしょうか。竜山岩は明石の隣、高砂で千年以上産出されている岩です。きっとこの明石城でも使われているんでしょう。

また、二の丸・東の丸は高く、そして長い石垣に覆われています。

ずーっと向こうまで300m以上石垣が続きます。
二の丸へ!!
巽櫓がすぐ近くに見えます。
二の丸。お城って言うよりか、結構森って感じですね

本丸へ

さて、番の門跡を通ると本丸。ここも結構草が生えていますね。虫取りを楽しんでいる人たちもいました。かぶとむしぐらいはいるんでしょうか。

この坤櫓、よく見てみると2階部分の屋根は唐破風と千鳥破風の両方とも付いていますね。1つの建物で多くの破風があるというのはよくあるんですが、1つの屋根に複数の破風を取り付けるのはなんとも不思議ですね。

城跡というよりも、森ですね。
坤櫓。巽櫓よりも若干大きいみたいですね。
坤櫓から明石駅がよく見えます。

明石城の天守閣はないので、若干迫力に欠けてしまいますね。徳川の天下が決定的なものになった大坂の陣以降に作られたということもあってか、もともと天守閣は作らない予定だったようです。そのため、坤櫓が明石城の天守として機能していました。

しかし、坤櫓の後ろを見てみると、なんと立派な天守台が存在しています。天守台はかなり広く、東西に25m南北には20mあります。途中で気が変わったんでしょうか。天守閣を建てる予定でなかったのなら、何故天守台があるのでしょう。謎ですね。

天守台

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