野崎観音の野崎詣り【のざきまいり】
ゴールデンウィークの期間中、大阪ではいたるところでイベントが目白押しなんですが、中でも東大阪で行われる最も大きなお祭りと言えば、野崎観音で行われる野崎詣りです。
野崎観音の野崎詣り
野崎観音へ
野崎詣りが行われるのは、大東市にある野崎観音。大阪からだと学研都市線で15分程度。意外とすぐの所にあります。
ゴールデンウイークに行われるということもあって、結構な人手があるものの、1日から8日と分散しているので、そこまで混雑している感じはしませんでした。

野崎観音は大阪からだとほど近い距離にあることもあり、江戸時代には野崎観音まで船にのって参詣するプチ旅行がとても人気でした。
また、船で野崎に行く人が、川沿いを歩いて野崎に行く人と暇つぶしに口喧嘩をするということが流行っていたということが、落語「のざきまいり」で語られています。

野崎観音
野崎観音は行基によって8世紀に建てられたと言われていますが、復興したのは江戸時代の頃。寺の興隆を願って、本尊の特別開帳を行ったところ、篤く信仰を受けたと言われています。
野崎観音は、特にゴールデンウイーク中に行われる野崎詣りで有名で、動物や植物などあらゆるものに関して感謝をささげる無縁経法要が行われれます。
さて、門をくぐると、すぐに本堂。結構こじんまりした感じです。以前に飯盛山に登るときに来たときはひっそりとしていましたが、野崎詣りの時には、出店やステージがあってなんともにぎやかです。
本堂では、本尊である十一面観音立像を直接拝むことができます。
本堂の天井を見てみると、 天井には戌がたくさんつらされています。これは子授かり犬と呼ばれ、子を授かったお礼として奉納するものらしい。戌は子だくさんの象徴ですからね。
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