葛井寺【河内の西国観音霊場】
あべのから近鉄で20分。大阪市のベッドタウンともいえるこの街の真ん中に西国三十三箇所のお寺の一つである葛井寺があります。歴史が古いお寺ですが、地元の人から愛されるような愛らしいお寺です。
葛井寺
葛井寺は近鉄藤井寺駅から徒歩5分ほど。駅からアーケードの商店街を抜けると葛井寺。住宅街の中にあるので、西国観音の中でも最もアクセスしやすいものうちの一つでしょう。なお、駅名は藤井寺ですが、お寺の名前は葛井寺。ただし、両方とも『ふじいでら』と呼びます。
葛井寺の歴史は古く、百済からやってきた白猪氏の子孫である葛井氏が氏寺として創立したのがはじまりです。当初は薬師寺の伽藍配置で広大な土地を持っていたようですが、のちに荒廃。藤井安基が寺の再興に大きく貢献しました。
駅から歩いてくると西門が近いのですが、南大門が大きくメインの門です。
来た時にはちょうど藤の季節だったので、境内には藤の花がたくさん咲いていました。
寺はそれほど大きくなく、入るとすぐに本堂が見えます。江戸時代に再見されたものですが、とても立派なものです。大阪にもこんなお寺があるんですね。
藤井寺の本尊は天平時代に作られた非常に美しい国宝の観音像です。(大阪で唯一の天平仏!!)普段は見ることができず、毎月18日にのみ公開されている。千手観音と言えば、日本各地で見られるのですが、普通は手がたくさんある程度。しかし、この葛井寺の千手観音は合掌している手が2本、脇にでている手が40本が様々な法具をもっており、さらに小さな手が1001本生えています。本当に手が千本ある珍しい仏像です。
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