箕面の滝【大阪の紅葉といえばここ!】
紅葉といえば、関西ではほとんどの人が京都を思い浮かべます。しかし、大阪にも箕面の滝があるんです。箕面は大阪でおそらく最も有名な紅葉のスポットで、大阪市内からたった20分で行くことができます。
箕面の滝
箕面の滝の滝道・前半
箕面の滝の最寄り駅は阪急の箕面駅。梅田から宝塚線に乗り、途中の石橋阪大前で箕面行の普通に乗りかえます。梅田からはおよそ20分。本当にあっという間です。
さて、箕面駅からは、お土産屋さんが並んだ参道を北へ向かいます。おそらく紅葉のシーズンに行くと、大半の人が向かう方向なので、迷うことはほとんどないんでしょう。駅からは滝まで2.7kmの道で、およそ1時間くらいかかりますが、舗装されていて、基本はゆるやかな坂になっているだけです。また、滝道にはトイレもあります。



ところで、箕面の滝と言えばやっぱり『もみじの天ぷら』ですよね!この箕面ではとても有名な名物になりました。滝道までに天ぷらを売るお店は10軒以上存在します。もちろん、てんぷら用に特別に育てられたもみじを使っており、そこらへんに生えているものを揚げたというわけではありません。

味は…なんかもみじというよりは、かりんとうのような味。箕面で有名な地ビール『箕面ビール』のつまみに食べると何ともおいしいです!!
ただ、箕面の本当の名物というと、箕面市のキャラクターにもなっているように、実は『ゆず』です。滝道ではあまりゆず関連のものは売られていないのが、少し残念。ゆず饅頭とゆずコロッケはみかけました。

瀧安寺
滝までの道をちょうど3分の1ぐらい来ると、小さなお寺、瀧安寺があります。寺伝では658年に立てられたと言われる古いお寺で、日本で初めて富くじが行われた寺でもあります。このお寺の中も紅葉がとてもきれいです。

皆さん滝を目指しているので、あまりくる人はいませんが、この辺りの紅葉もとてもきれいですよ。瀧安寺をすぎると、もうすぐ箕面の滝です。
箕面の滝の滝道・後半
さて、箕面の滝道の後半なりました。瀧安寺を過ぎてからも舗装された道が続き、きれいな紅葉ももちろんたくさんあります。



一部、台風の影響で道が閉鎖されているところもありましたが、2019年は無事、滝まで道を通ることができました。

箕面の滝
駅からはおよそ1時間ほど、紅葉を堪能しながら歩いていると、いつの間にか滝に到着します。落差は33mとなかなかの迫力。箕面の滝は日本の滝、100選にも選ばれています。

なにより紅葉と滝のコントラストが本当にきれいです。滝の周りは平日でしたがそれなりに人はいました。滝の近くには食べ物屋さんもあるので、何か食べるものいいですし、滝の前のベンチでゆっくり座ってみるのもいいですよ!
さて、滝に着いたら周りを見回してください。特に木の上。実は箕面は十年ほど前まで野生のニホンザルが多く出没することで非常に有名でした。しかし、人が餌を与えすぎたせいで、猿は人から食べ物を奪ったりするようになりました。今ではそのような餌やりも禁止され、猿は山に帰っていきました。それでも滝の周辺に猿は結構出没します。


なお、箕面の滝からさらに勝尾寺へも徒歩で行くことができますが、結構山道なので、バス(千里中央行のバスで、途中粟生団地で乗り換え)が便利です。ただ、勝尾寺行のバスが少ないので、先に勝尾寺に行ってから箕面の滝に来たほうがいいのかも。
箕面の滝のアクセス情報
住所 |
大阪府箕面市
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行き方 |
阪急箕面線箕面駅から徒歩45分で滝につきます。箕面駅は梅田から阪急宝塚線に乗り、石橋阪大前駅で乗り換えとなります。
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営業時間 |
ゲートがないので、閉まることはありません。
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入園料 |
無料
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そのほか |
ここから勝尾寺も近いです。ただし、バスの本数が少ないです。
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