ます寿司【富山と言えば!!】
富山で最も有名な食べ物というと、やっぱります寿司(鱒寿司)ですよね。鱒のおいしさとごはんのコンビネーションが絶妙で、何度でも食べたくなるほどです。
ます寿司
ます寿司は期限が江戸時代にまで遡る押し寿司の1種。その名の通り、塩漬けして酢でしめた鱒が酢飯の上にのっています。
そんな鱒寿司ですが、富山市内では数多くのお店があり、駅では数種類のます寿司が売られています。もちろん、駅弁として買って、電車で食べることも可能。そして、にぎり寿司とは違い、魚はすでに調理されているので、冷蔵する必要も無く(極度に暑いところは無理ですが)、数日ですが日持ちもします。
開けると、竹のわっぱが登場します。なかなか本格的ですね。そして、開けると笹に包まれた鱒寿司が出てきます。
この鱒は富山県の中心部を流れる神通川で捕ったサクラマスを使うことが伝統だったのですが、今ではサクラマスの数自体が減少してしまっており、外国産や北海道産のものが使われることが多いようです。サクラマスというとあんまりピンとこない魚ですが、鮭に近い魚で、鮭のような味がします。
においからもわかるのですが、ます寿司のいいところって、あんまり魚臭さがないんですよね。
北陸で有名な「カブラ寿司」というものがあるのですが、あれは開けた瞬間すごい匂いがするのですが、それとかなり対照的です。
なお、ます寿司は切れていないので、同梱されているプラスチックのナイフを使いながらケーキのように切り分けて食べていきます。飯と少し塩っぽい鱒が絶妙にマッチしてますね。おいしい!!
一部のお店では、ます寿司がサイドメニューとして売られていたりします。1つ買うと2000円ぐらいはするので、とりあえずまずは試してみたい言う場合にはおすすめです。
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