出雲そば【出雲大社の名物】
出雲大社を訪れた時に絶対に食べておきたいものの1つが、出雲そばですね!! 普通のそばとは違ったユニークな食べ物です。
出雲そば
出雲大社の周りにはたくさんの出雲そばのお店があります。ただ、どこも結構混んでいますね。出雲大社もずいぶん人気な神社になりました。
そんな出雲そばですが、そばが他のそばと比べると少し黒っぽい色をしています。
そば粉を作る時、そばの実の殻をむいて、内側の一番粉から外側の三番粉に選別し、それぞれの粉を使ってそばを作るんですが、出雲そばは粉を選別せず、殻もむかないでそのまま挽く『挽きぐるみ』という製法を使っているので、少し色が黒くなるんですよね。
ただ、殻がついたままということで、栄養価は高く、とっても風味が豊かなそばです。
割子そばと釜揚げそば
出雲そばは冷たい割子そばと温かい釜揚げそばの2種類があります。割子そばは、赤くて丸い器にそばをいれ、それが三段に重なって出てきます。出雲大社の周りでは、みんなこの割子そばを注文していますね。
この割子そばは自分でつゆをかけながら食べていきます。風味が豊かなので、あまりつゆをかけすぎないように注意しないとです。
今でこそ丸い器にそばが入っていますが、昔は丸ではなく四角い割子と呼ばれる容器にいれて提供されていたんですよね。だから割子そばなんですね。
さて、出雲そばと言えば、釜揚げそばも人気。釜揚げそばは、そば本来の味を楽しめる食べ方で、とってもお勧めです。
普通、そばは麺を茹でた後、そばを水で洗うんですが、この釜揚げそばは水で洗わないでそのまま丼に入れ、さらにそば湯を入れています。そのため、そば本来の味をとても楽しむことができます。
ただ、それだとあまり味がしないので、お好みでつゆをかけながら食べる感じです。
割子そばも釜揚げそばも両方ともとってもおいしいのですが、割子そばの方がなんとなく旅行気分がしますね!!
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