万博記念公園【大阪で最も有名な公園】
大阪の長い歴史の中で最も有名なイベントといえば、やっぱり1970年の万博でしょう。当時の人口の半分以上である6421万人が訪れた、まさに日本で最も盛り上がったイベントでした。
今ではその会場は万博記念公園となり、北大阪の憩いの場として知られています。
万博記念公園
大阪モノレールの万博記念公園駅を降り、エキスポシティーを過ぎて万博公園のほうへと歩いていきます。
エキスポシティーには大阪で一番大きな観覧車『Redhorse Osaka Wheel』や『ららぽーと』といったモールなどもあるので、万博記念公園に来ると一日があっという間につぶれてしまいます。
万博記念公園のチケットは260円で自然文化園と日本庭園の共通券です。日本庭園は万博記念公園の北側にあります。なお、チケットを持っていれば同じに何度でも再入場できるので、チケットはなくさずにしないといけませんね。
太陽の塔・お祭り広場
そして、入るといきなり太陽の塔です。目からレーザーが出そうな怖さです。子供なら泣き出しそうです。
作られた当初はかなりのインパクトだったんでしょうが、今では大阪のシンボルになりました。
1970年の万博開催時にはこの太陽の塔以外にも母の塔、青春の塔などもあったのですが、それらは解体されてしまいました。
太陽の塔の裏側がちょうど『お祭り広場』と呼ばれるところ。
ただの空き地のように見えますが、実はこの場所こそが1970年万博で開会式と閉会式を行った場所。実際に万博に来た人がこの場に来ると、きっと感無量なんでしょう。今ではいろいろなイベントに使われています。
さて、この万博記念公園ですがめちゃくちゃ広いです。万博当時はこの会場の周囲を自動運転のモノレール(1970年なのに!!)が走っていたほどで、端から端まで2km程度、周囲は5km程度あります。
今ではそんなモノレールもなくなってしまったので、基本的には歩きでの移動が中心です。ただ、園内を走る森のトレインなんかもあるのでそれに乗ってもいいのかも。
入口から見て右手(東側)はEXPO’70パビリオンがあるのですが、それ以外は子供用の広場が多め。一方、左手(西側)は広大な森になっており、梅園やあじさい、紅葉、桜など季節を通して楽しめるところになっています。そして、北側が日本庭園です。
園内には様々な博物館がありますが、日本民族民芸館はおすすめ!!世界の民芸品を展示するかなり面白い博物館です。
1970年の万博では、この広大な敷地に世界中の国々や企業による展示館が116もあったというから、全てのパビリオンに行くには1週間はかかるんでしょうね。
日本初の原子力発電や日本初のファーストフードなど、日本で初めての技術もこの万博で多く生まれました。
パビリオン
万博といえば、パビリオンですね。1970年の万博では国や企業による116ものパビリオンが参加しました。
残念ながらそのパビリオンも解体され、今ではほとんど残っていないのですが、この園内に唯一残るのがEXPO70パビリオン。もともと鉄鋼館としてパビリオンだったようで、今では万博の当時の様子の展示を行っています。
なお、パーク内にも各国のパビリオンの跡地がたくさん残っています。日本館や月の石を展示したアメリカ館、人気ナンバーワンだったソ連館もあったりするので、園内を散策しながら探してみるといいのかも!
今でも本当に愛されている公園です。1970年の万博本当に楽しかったんでしょうね。
2025年も万博は大阪で行われるので、2025年の万博に期待したいと思います!!
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