柏原市観光ぶどうセンターにぶどう狩りに行ってきました!
大阪と奈良の県境にあり、大阪市からわずか15分程度のところに位置する柏原市。決して観光客に有名なところではないのですが、実は大阪人にとっては柏原といえばぶどうと言えるほど有名なぶどうの産地です。そしてうれしいことに、毎年夏になると柏原市観光ぶどうセンターではぶどう狩りが楽しめます!!
柏原とぶどう
柏原がぶどうの栽培を始めたのは明治時代の頃で、まだまだぶどうが日本では一般的ではなかった頃です。東京から農業振興のために甲州ぶどうの苗木がもたらされ、栽培されるようになりました。この柏原が雨量が少なかったことなども幸いし、ぶどうの栽培がかなり人気となりました。驚いたことに、大阪が日本でぶどうの栽培面積が1位になったことさえあります。またこれらのぶどうはワインにも使われ、ワイン生産も盛んにおこなわれました。
とはいうものの、ぶどうはかなりデリケートな果物です。数ある台風のため、現在はぶどうの栽培も減ってきているようです。しかし、主要品種のデラウェアは全国第3位を誇り、また西日本最古といわれるワイナリーのカタシモワイナリーも1914年から柏原に存在しており、柏原=ぶどうの印象は決して変わっていません。
柏原市観光ぶどうセンター
柏原市観光ぶどうセンターが主催するぶどう狩りは大阪でも人気のアクティビティーです。ぶどう狩りが行われるのは8-10月の間のみなので注意したいですね。遅くいくと、ぶどうが少なくなっていたりもします。
なお、ぶどう狩りは1100円ですが、ピオーネなどの大型のぶどうの場合は1700円です。大阪にはいくつか他にもぶどう狩りが楽しめるところがあるのですが、ここはかなり安いです。はさみやバケツ、シート、水などは貸してくれます。お土産も別料金で購入できます! アメリカの果物狩りは基本的に自分で摘み取ったものを家で食べるので、文化的な違いがあるのがおもしろいですね。
ブドウがたくさんありますね!! 指定された場所ではブドウを好きに切って食べることができます。ずっしりしていて重いですよ!!
すごい量のぶどうです。ちょっと暑いのですが、ぶどうの木がいい影になって涼しいぐらいです。
マスカットもありますよ!甘くておいしいです。ちなみにマスカットが英語だと思っている人がいますが、マスカットは英語ではありません。英語ではwhite grapeです。
1100円で10房ぐらいはたべたかったんですが、実際には2人で3房か4房食べると結構おなか一杯になりますね・・・。ただ、それでも日本のブドウは1つ500-600円ぐらいはするのでお得感があります。何より新鮮なのがいいですよね!! 大阪駅からもすぐなので、是非来てみてください。こんなに行きやすいのですが、実はあまり人がいないのでゆっくり楽しめます。
柏原ぶどうセンター
住所 |
大阪府柏原市大県4-17-9
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行き方 |
ぶどう畑は駅から遠いのですが、近鉄の安堂駅またはJR柏原駅には柏原市観光ぶどうセンターの人が待っており、ぶどう畑まで送迎してくれます。
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入園時間 |
8月下旬から10月上旬のみです。 9:00~13:00 (週末は15:00まで)
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入園料 |
大人1100 円 (ぶどうの種類によっては1700円)
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そのほか |
遅く行くとぶどうがなくなっているので、なるべく早くに行った方がいいです!!
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