山中渓のさくら【南大阪の桜の名所】
大阪の最南端にある阪南市、山中渓。この山中渓を流れる山中川沿いに1000本もの桜が咲き、大阪南部ではとても有名な桜スポットして知られています。
山中渓のさくら
山中渓はJR阪和線に乗って大阪市内から約50分のところ。昔は紀州街道沿いの宿場町として有名になった町で温泉なんかもあったのですが、今ではあまり訪れる人がいなくなってしまいました。
ほぼ和歌山と大阪の県境付近にあり、周りは紀泉アルプスと呼ばれる山々にかこまれています。今では電車を降りる人はほとんどいないのですが、降りる人の大半はハイキングに行く人なんでしょう。
春になると駅の近くを流れる山中川の両岸に多くの桜が咲き、とてもきれいです。また、川がきれいなので、夏には蛍を見ることもできます。
ここの桜は昭和40年代に植えられたもので、こうやって川の両岸に桜の木を植えるのは、多くの桜スポットで見ることができるのですが、ここは川がかなり広めなので、川が桜で埋まっているような感じはあまりないのかも。普段は出店も多く出て、夜には桜のライトアップもあるのですが、コロナのこともあって、さくらまつりは中止となりました。
この桜スポットのポイントは電車がすぐ近くを走ることなんでしょう。桜と電車を一緒に取るにはまさにベストスポット。電車も頻繁に来るので、電車好きにはかなり人気なようです。
ちなみに山中渓の桜で忘れてはいけないのが、山中川から少し離れ、紀州街道を上がったところにある地福寺の桜。しだれ桜の巨木で、まさに傘のように枝を広げて咲いています。
こんなに大きな桜の木はめったに見ないですね!本当に綺麗です。
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