哲学の道【桜の名所】

京都の桜スポット言えば数多くあるのですが、中でも有名なのが哲学の道。琵琶湖疎水沿いに多くの桜が咲き、日本の道100選に選ばれています。

哲学の道

哲学の道は熊野若王子神社から銀閣寺まで続く1.8kmの小道。もともと琵琶湖疎水のメンテナンス用に作られた小道だったのですが、京大の教授であり、日本が誇る哲学者西田幾多郎やその弟子たちが思案しながら歩いた道であり、後に日本画家の橋本関雪の夫人が桜を植え、今のような桜の道になったと言われています。

春のシーズンには桜が本当にきれいなところで、その数は500本。植えられている木が桜ばかりなので、かなりきれいに感じます。

熊野若王子神社側
綺麗ですね。歩いている人も多いです。
なんか哲学らしいことを考えて歩きたくなります。
琵琶湖疎水とのコントラストもまたきれいですね。

この道の名前の由来となったその哲学者西田幾多郎とはいったいどんな人物かと思うかもしれませんが、これが凡人にはなかなか理解しにくいんですね。やっぱり哲学なので、研究を理解するだけでもかなり大変です。ただ、彼の名著である『善の研究』は今でも大変有名な本で、彼の思想は日本の哲学の中では『西田哲学』として受け継がれています。

この辺りには神社も多く、もみじで有名な永観堂やこまネズミで有名な大豊神社なんかもあります。ちょっと西へ行くと岡崎神社なども。見どころはかなり多いですが、時間があれば立ち寄ってみてもいいのかも。おしゃれなカフェなんかも多いです。

大豊神社のこまねずみ
終わりが近づいてきました。
銀閣寺側からの入り口

アップダウンもないので、1.8kmならちょうどいい散歩って感じです。銀閣寺まで来ると人は結構いました。

 

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