勝尾寺【西国三十三箇所23番札所】

大阪にある西国33か所の23番目のお寺、勝尾寺。勝尾寺はその歴史も古く、北大阪では最も人気のお寺です。勝尾寺の名の通り”勝”に強いお寺で、多くの人が勝利を祈願しにやってきます。しかし、人気の理由はそれだけではありません。このお寺の紅葉や桜は非常にきれいで、特に紅葉は大阪でもトップ3に入る名所です。

勝尾寺の歴史

勝尾寺の歴史はかなり古いです。伝承によると、創立は727年。藤原致房の子である2人の兄弟善仲と善算がここに草庵を結んだのが始まりで、8世紀後半になると、光仁天皇の子がここで出家し、正式に寺となり、弥勒寺と呼ばれました。

古寺としての信頼は深く、清和天皇の病気を祈祷で平癒させることにも成功。王の力にも勝ったことから、勝王寺という名前を賜い、これが現在の勝尾寺の由来です。勝という時からもわかる通り、この寺は勝利を祈願するために訪れる人が多く、勝利祈願の達磨があちこちにあります。

だるまとは?

さて、勝尾寺をあるいてるとよく見かけるのが、だるまですね。選挙や入試などさまざまな場面でだるまはよく見かけますが、だるまっていったい何だろうと思いませんか?

towering daruma dolls of all sizes at katsuo-ji temple
だるまの朱色は鳥居と同じ意味で、魔よけの朱色です。

実はこのだるまですが、達磨大使という実際にいた僧をもとに作られています。達磨大使はインドの僧で、禅を広めた人物だったのですが、彼は9年の間ずっと禅を組み、そのために手足が腐っておち、ちょうど達磨のような丸になってしまったと信じられてます。

なお、日本には昔からおきあがりこぼしというそこにおもりがあり、倒れては起きるというおもちゃがありました。これが丸くてだるまに似ていたことから、だるまと同一視され、何度倒れても起き上がってくるということで”勝利”と結びついて考えられるようになりました。

しかし、だるまはよく見てみると何かな足りていないとこがありますね・・・

bright red daruma doll without his eyes
だるま

そうです、目がないですね!だるまの目は自分で入れることになっており、願いを込めて左目を、そして願いが叶えば右目を入れます。つまり、両目が入っている目玉はすでに誰かの願いをかなえたものなんですよね。目を入れるのはなかなか重要な行事であり、選挙ではかならずこの達磨に目を書く光景がみられますね!!達磨大使は眠らないようにまぶたを切り落としていたともいわれるので、目はでっかく書くのがポイントです。

 

勝尾寺

 

stone sign for katsuo-ji temple filled with daruma omikuji in Osaka

main gate of katsuo-ji temple
1603年、豊臣秀頼の寄進で再建されました。

勝尾寺に入ると見えてくるのが、このきれいな橋です。橋の下からは霧が出てきるようになっており、何とも幻想的です。そして、紅葉が本当に美しいですね!!

bridge of a mist covered pond at katsuo-ji temple

mist covered pond and beautiful fall colors at katsuo-ji temple

境内はかなり広くて、拝観するのにとても時間がかかります。境内のいたるところにだるまがいるのがいいですね。

stone path lined with fall foliage at katsuo-ji temple

Sanpoku Shrine at Katsuo-ji Temple
三宝荒神社。厄除けの神社として有名です。

daruma dolls sitting on moss at katsuo-ji temple

daruma doll at katsuo-ji temple
だるまは朱だけかと思えば、いろんな色があるんですね!!
Taishi-do at katsuo-ji temple
大師堂です。四国88か所の砂を集めたお堂で、砂を踏むことでお参りしたのと同じ功徳が得られます。

さて、寺の順路にそって歩くと、小高い山の上にある本堂につく。

hondo, main temple building, of katsuo-ji temple in Osaka prefecture
とても新しく見えますが。1603年のものです。

勝尾寺の本尊は十一面観音菩です。奥を覗いてみたが、残念ながら窓は固く閉じられており、観音様を見ることはできませんでした・・・。毎月18日に来たら、見れるようです。

本堂ではだるまおみくじが買えますよ!!

本堂の隣にあるのが二階堂です。浄土宗の開祖、法然がここで数年を過ごしたと言われています

Nikai-do of Katsuo-ji Temple
二階堂。

fall leaves at Katsuo-ji Temple

Tahoto of Katsuo-ji Temple
真言宗のお寺にいつもある多宝塔。もみじとのマッチが本当に美しいですね!!

本当に日本の紅葉はきれいですね!! 勝尾寺はもみじはもちろんのこと、春は桜もとっても美しいお寺です。少しアクセスしにくいのですが、ぜひ来てみてください!!

勝尾寺のアクセス情報

住所
大阪府箕面市粟生間谷2914-1

 

行き方
勝尾寺はアクセスするのがかなり不便です。行きかたは阪急千里線の終点北千里または地下鉄御堂筋線(北大阪急行)の終点千里中央からバスに乗り、そこから45分ぐらいです。このバスは特に平日は昼間に2時間に1本(休日は1時間に1本)のみで、バスに乗る場合はじっくり時間を見てからの行った方がいいです。

 

紅葉を見に勝尾寺に行く場合、勝尾寺からの帰りの千里中央・北千里方面行のバスを粟生団地で下車し、そこから箕面行のバスに乗ると便利です。

 

拝観時間
8:00~17:00

 

拝観料
400円

 

そのほか
 

 

コメントを残す

Your e-mail adress will not be published.
Links irrelevant to our website will be omitted.

error: Content is protected !!