ダイヤモンドトレール 2: 水越峠~紀見峠 【ダイトレ】
全長45kmのトレイルで金剛山地を縦走するダイヤモンドトレール。前回は屯鶴峯から水越峠を歩きましたが、今日は水越峠からダイヤモンドトレールの最高点である金剛山を超え、紀見峠までの約15kmを歩きます。かなり速足で駆け抜けるタフな道のりですが、頑張っていきたいと思います。
※ダイヤモンドトレイルはおおさか環状自然歩道の一部です。おおさか環状自然歩道の全行程の記録はこちら
ダイヤモンドトレール 2
水越峠~金剛山
今回は水越峠からのスタートです。以前は富田林から水越峠まで金剛バスがありましたが、現在は金剛バスがなくなり、登山口のアクセスが非常に困難です。
水越峠のバス停からは坂を上がり、トレイルがスタート。皆さんやっぱり金剛山を歩かれるようです。金剛山はやっぱり人気ですね!!
山道に入ると一気に階段などが出てきてなかなかハードなハイキングとなります。ここから山頂までは5kmぐらいで1時間半程度。金剛山にはいろいろな登山道がありますが、結構多くの人とすれ違ったので、この水越峠から登る人も実は結構いるようですね。
朝の山歩きは本当に気持ちいいです。
金剛山
さて、金剛山に着きました。金剛山は1125mとかなりの大きな山です。せっかくなので頂上に行っておきたいのですが、ダイヤモンドトレールは金剛山頂には行かないんですよね。
とはいえ、やっぱり金剛山の山頂は景色もきれいでなので、是非立ち寄っておきたいですね! 時間的には1時間ぐらいロスすることにはなると思いますが、1時間ぐらいならなんとか。
金剛山は六甲山などと並んでおそらく関西では最も人気な山といっても過言ではないんでしょうね。いつ来てもかなり人が結構います。
金剛山には以前に冬に来ましたが、その時とは景色が全然違いますね。その時は千早本道で、本来は1時間のところ、2時間以上かかって登るのにかなり苦労しました。
頂上には昼前に到着です。今日は結構ペースが早めだと思います。皆さんいろいろランチを楽しんでいるようですが、最近調理器具を山頂にまで持ってくる人が本当に多いですね。うーん、持ってくるのがなんとも大変そうだ…。
金剛山 – 神福山
山頂では30分ほど過ごしましたが、もうちょっと楽しみたかった気がします。金剛山の山頂を出発すると鳥居まで戻ってトレールを続けます。
ちなみに、山頂からダイヤモンドトレールに沿ってロープウェイの駅まで別の遊歩道もあるようなので、わざわざ鳥居まで戻るのが面倒くさいなら、そっちを歩いてもいいかもしれません。
とはいえ、ダイヤモンドトレールを行けば、ちはや園地や展望台などいろいろなものがあります。
さて、伏見峠まで来ました。ここでダイヤモンドトレールは左に、そして金剛山を下って麓のロープウェイの駅まで行く人は右に行きます。ほとんどの人が右に行き、ダイヤモンドトレールへ行く人はごく僅かなので、ここからはほとんど人がいなくなります。とてもひっそりとしています。
また、ここからはトレールはほとんどが緩やかな道になるので、それほどきつくなかったです。ただ、いくつもの峠があるので、その周辺では若干アップダウンがあるかなって感じです。
この千早峠から少し行くと神福山。神福山の頂上へは看板のあるところから少しだけトレールを逸れて上がっていく必要があるのですが、山頂には葛城修験道の経塚である笹尾神社があります。
葛城修験道は大峰山と並ぶ修験道の聖地とされており、役行者が経を埋めた経塚がこの金剛山地や和泉山脈沿いに28か所あります。
神福山 – 紀見峠
神福山からはずっと下りで歩きやすいです。景色も少し単調になってきましたが、ゆったりと山歩きを楽しめる感じです。
人がほとんどいないので、道端に生えている花やキノコの写真なんかもゆっくりとれるのがうれしいです。
行者堂を過ぎたら下りの階段です。いったい何百段あるのかわかりませんが、ここを登ってくるのはかなり大変でしょうね…。西の行者堂の733mから山の神の450mまでの300mを一気に階段で下ります。
紀見峠のトレール入り口まで降りてきました。この出てきた車道は高野街道で大阪から高野山まで続く道です。降りてきたら坂を上がって(下がると天見方面に行きます)、紀見峠に向かいます。
すぐ近くには岩湧山へ向かうダイヤモンドトレールの続きもありますが、岩湧山までは3時間、滝畑までは4時間程度かかるので、同じ日に行くのはちょっと無理って感じです。紀見峠からは高野街道の旧道を下って30分ぐらいで南海高野線の紀見峠駅に行きます。
さて、水越峠からは15kmほどですが、約6時間で到着しました。ちょうど3時です。伏見峠付近からは結構早めに歩いたので思ったより早く着いた感じです。
今回のセクションもなかなかしんどかったですが、とても楽しんで歩けました。次は紀見峠から終点の槇尾山までを目指します!!
コメントを残す