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称名滝【日本最大の滝】

山が多い日本には滝はたくさんあるんですが、その中でも断トツの落差を誇るのが、富山県の称名滝。その落差は350mで、その迫力はまさに唯一無二です。

※称名滝は5月から11月初旬までのオープンです。

称名滝

称名滝は地鉄立山駅からバスで10分ほどのところ。立山までは富山駅から1時間ほどかかるんですが、季節によってはアルペンルートに向かう人たちでかなり混雑します。さらに、立山駅からは称名滝行きのバス。駅前のわかりやすいところから発車するんですが、このバスは本数がかなり少なく、注意が必要です。

さて、称名滝の辺りで、標高は1000m。富山の市街地と比べると、称名滝はおよそ10度くらい低い感じでしょうか。真夏でも25℃くらいなので、心地いい感じになっています。

さて、称名滝のバス停につくと、滝までは20分ほど歩きます。すでに高い山々に周囲を囲まれており、美しい峡谷が広がっています。少し歩くだけで、目の前には滝が見えてきます。

称名滝への遊歩道の入り口
ここから歩いていきます。道は最後まで舗装されています。
称名滝への道からの景色
山の上あたりをアルペンルートが通ります。
称名滝の展望台からの景色
展望デッキから。紅葉と雪で、素晴らしい美しさです。

なお途中、八郎岳ルートへの分岐があり、橋を渡って歩けば、アルペンルートへと出ることができるのですが、標高が高いこともあり、適切な装備が必要のようです。(しばらく)通行止めになっています)

野生の熊
熊がいます!!
称名滝への道
滝が正面に見えてきました。
称名滝
真ん中に見える橋が八郎岳への分岐。

 

称名滝・ハンノキ滝

さて、とうとう滝のところまで来ました。滝壺付近は滝見台園地となっていて、近くで滝を見ることができます。

立山連峰の雪解け水も多く含むため、その水量もものすごく、滝つぼの近くまで行くと、霧雨のような水しぶきを感じます。滝つぼに落ちる水の轟音もすごく、自然のパワーを感じることができます。

称名滝
大きいなぁ!!

右に流れている大きな滝が称名滝。落差は350mとものすごい大きさ。大阪の箕面の滝でも33m、那智の滝でも133mなので、この滝はその数倍大きいんですね。

ただ、よく見ると、滝は四段に別れています。それぞれ、70m,57m,96m,126mの落差。

称名滝
上の方はもう雲に隠れちゃって見えにくいですね。

ちなみに称名という名前は立山の開山である佐伯有頼がこの滝に来た時、滝の音が南無阿弥陀仏という称名の音に聞こえたからなんだとか。そうでしょうかね? いずれにせよ、こまでの大きさになるとどこか神聖なものを感じます。

さらに、称名滝のとなりにあるのはハンノキ滝。ハンノキ滝は遊歩道を歩ているときによく見えるんですが、遠くから見てもわかるほど大きな滝で、この滝は落差なんと500m。ただ、常時流れているわけではなく、また水量も称名滝に比べると少なめでしょうか。

ハンノキ滝
遠くから見たハンノキ滝。写真中央に山の上から続く白い線が滝です。
称名滝への道からの眺め
結構山の中にあります。とっても雄大な場所です。

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