白髭神社 【琵琶湖に浮かぶ大鳥居】
琵琶湖水の北、近江高島の地に白鬚神社があります。この神社は同じ滋賀の多賀大社や日吉神社のように古くから有名というわけではないかもしれませんが、琵琶湖の水面に立つ美しい鳥居を持つことでかなり人気な神社で、滋賀県の名所として国内外問わず広く知られています。
白髭神社の行き方
白髭神社の最寄り駅はJR湖西線の近江高島駅。駅の周りには何もない駅で、かなり田舎な風景が広がります。残念ながら、駅から白髭神社への案内板のようなものはほとんどなく、そもそも歩いていく人はほとんどいません。駅からそのまま琵琶湖沿いに国道166号線を歩いて南にいけば白髭神社に到着します。
もうすぐ白髭神社に到着というところで、この神社の最も有名なスポットである琵琶湖に浮かぶ鳥居が見えてきます。。
鳥居
神社の入り口のすぐ向かいにあるのがあの有名な鳥居です。多くの人が集まって写真を撮っているのですぐにわかります。
この鳥居ですが、実際に建てられたのはかなり最近の1981年。この白髭神社の前の湖中に鳥居があったという伝説や絵画があり、それを聞いた大阪の商人が1931年に作ったのが始まりとされているようです。歴史は古くなくても、本当にきれいですね。向かいの岸がうっすら見えているのがまた本当に美しいです。
白髭神社
鳥居の前に白髭神社があります(神社の前の道は交通量が多く、渡るのは非常に危険です)。大津や彦根といった市街地からはかなり離れていますが、人はかなりいる神社です。
神社自体はそれほど大きくなく、入るとすぐに本殿です。社伝によると神社の創建は2000年前の垂仁天皇の時代ですが、あまり歴史に登場しないので詳しいことはよくわかっていないようです。
本殿が建てられたのは1603年。豊臣秀頼の寄進です。秀頼寄進の神社は本当に多いですね!!本殿の前には拝殿がありますが、拝殿は19世紀に足されたもので、2つがつながった権現造のように見えますが、権現造ではないです。
本殿に祀られているのは猿田彦。瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)が天照大神に遣わされて天から降りてくるときに、彼らを導いた神が猿田彦です。一般的には天狗のような見た目をしており白い髭も蓄えているのですが、この猿田彦の白髭こそがこの神社の名前の由来です。
境内を上の方まで登ると、神社と琵琶湖のコントラストを楽しむことができますよ!琵琶湖と神社、そして湖岸に生えた松がマッチして本当にきれいなところです。
白髭神社のアクセス情報
住所 |
滋賀県高島市鵜川215
|
サイト |
|
行き方 |
白髭神社の最寄り駅はJR湖西線近江高島駅。近江高島駅は京都から約45分です。駅から神社までは徒歩30分ほどですが、大半の人が車で行きます。
|
拝観時間 |
|
拝観料 |
無料
|
そのほか |
|
コメントを残す