愛宕山に登る【登拝】
京都で火の神様として知られる有名な神社といえば、愛宕神社ですね。三歳までにお詣りすれば火事に会わないとも言われ、京都人にとってはとても馴染みのある神社です。そんな愛宕神社ですが、実は愛宕山を登った頂上にあります。
愛宕山に登る
嵐山からバスに乗り、清滝のバス停。そこから少し歩いて清滝川そばの鳥居前から表参道が始まります。他にもいくつか道はあるのですが、ここがおそらく一番人気の参道です。
ちなみにここにあるのは二の鳥居。一の鳥居は化野念仏寺の近く。ここから結構離れたところにあるんですよね。
なお、登山口付近にトイレがありますが、それ以外は山頂までトイレがないので注意です。
さて、麓からわずか4kmの道のりですが、階段ばかりなので登り降りに時間がかかり、山頂まで2~3時間程度って感じです。神社での参拝時間を考えると、午前からスタートしないとだめでしょうね。
標高は924mですが、標高差は800m程度あり、なかなか高低差がある山道になっています。
馴染みのある山ということもあり、戦前はここにケーブルカーがあり、愛宕山には遊園地やホテルもあったんですよね。結構意外です。
しかし、結構人がいますね。やっぱり京都に人気の神社だからでしょうか。京都では人が少ないところを探すのが難しいぐらいです。
中腹には大杉神社やお茶屋の跡が残っています。昔から人が多く、賑わいがあるところだったんでしょう。
水尾の別れでJR保津峡駅へと向かう道と合流。
ここから愛宕神社までは60分ほど。結構疲れています。この辺りから少し雪が出てきました。愛宕山は冬には雪が積もっていることがあるので、要注意です(アイゼンが必要です)。
あるき始めて2時間半程度でようやく黒門が見えてきました。この黒門はもともとこの愛宕山の山頂にあった白雲寺の門。白雲寺は廃寺となり、愛宕神社になりましたが、まだ残っているんですね!!
この黒門からはいよいよ愛宕神社です。
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