三室戸寺【あじさいの名所】
京都にある三室戸寺。宇治にほど近いところにあるこのお寺は関西で随一とも言われるあじさいの名所ですが、実は西国観音霊場の第十番の札所でもあります。
三室戸寺
さて、三室戸駅から歩いて15分ぐらいで三室戸寺に到着です。三室戸は宇治にほど近いところにあるんですよね。近くには多くの観光スポットがあります。
平日でしたが、紫陽花のシーズンだったので、結構混んでいました。
寺の伝説によると、三室戸寺は8世紀後半、光仁天皇が宮中に飛んでくる金色の光があり、その原因を探らせたところ、山奥より二臂を持つ千手観音像を発見。それを本尊として創建されました。
千手観音なのに二臂(腕が2つ)というのもなかなか面白いですね。
階段を上がるともう本堂。境内の周りにはいろいろな不思議な石造があります。なかなかユニークですね!!
現在の本堂は江戸時代終わり19世紀初期に作られたものです。入母屋造りで重厚な造り。どっしりとした感じがあります。
現在本尊としてあがめられるのは大きな観音像の胎内にに収められていた小さな千手観音菩薩。秘仏で普段は見ることができず、写真もありません。いったいどんな仏様なんでしょうね。
あじさい庭園
門を入ってすぐにところに広がるのが、あじさい庭園。三室戸寺は「あじさい寺」と呼ばれるほど、あじさいで有名です。
あじさい庭園自体はかなり歴史があると言うわけではないようですが、それでも50種類、約1万株のあじさいが咲き、関西では最もあじさいで有名な場所と言えるんでしょうね。
普段は6月の中旬からが見ごろなんですが、今年は雨が全然降らず、あじさいの開花もすこし遅れているようでした。
あじさい園の真ん中には小さな喫茶店がありました。あじさいがテーマの喫茶店で、なかなかお洒落でしたよ!!
三室戸寺はあじさい以外にも、つつじや蓮など年間をとして様々な花が咲いています。あじさい以外のシーズンにも来てみたいですね!!
コメントを残す