東山コース(1)【京都一周トレイル】
京都一周トレイルは稲荷神社から上桂駅までを結ぶ83.3kmの長距離トレイルです。その東山コースの部分である24.6kmの最初の半分は市街地を歩き、さまざまな神社仏閣を見ることができる人気のコースです。
※京都一周トレイルの全行程の記事はこちら
京都一周トレイル: 東山コース(1)
東山コース: 伏見稲荷大社 – 今熊野観音寺
はじまりは伏見稲荷神社です。伏見稲荷というと知らない人はいないほどの有名な神社です。
この時はまだ朝の7時なんですが、結構多くの人がすでにいることに驚きです。
さて、この伏見稲荷を千本鳥居をぬけ、四つ辻へと向かいます。四つ辻からの道が少しわかりにくい。以外と稲荷山には分岐の道が多いことに驚きです。
階段が多いので大変ですが、前半のつらいのは正直ここぐらいです。
ここからはどんどんと下って、稲荷山を下りていきます。
稲荷山を下りるとそのまま泉涌寺の方へと向かっていきますが、稲荷山から泉涌寺はわずか30分ほど。意外と早く着きました。泉涌寺は御寺と呼ばれ、皇族との関係が深いお寺です。楊貴妃観音も有名ですよね!!
そして泉涌寺からしばらく行くと、今熊野観音寺があります。ここは頭痛を治すお寺として有名で西国三十三所の1つにもなっています。東山トレイルは今熊野観音に至る直前の道を右に行き、境内へは行きません。
この東山トレイルでは寄り道スポットが本当に多いです。なので、朝は早めにスタートしておきたいところです。
東山コース: 今熊野観音寺 – 将軍塚
しばらくすると住宅街にでてくるのですが、すぐにまた山道になります。ここから阿弥陀が峰登山です。
阿弥陀が峰は豊臣秀吉が埋葬されている豊国廟がある山です。トレイルは豊国廟を通過しませんが、ここも少し寄り道することもできます。
そして国道一号線。ここは迷いました。少し道がややこしいです。すぐ近くに地下歩道があり、いったん来た道を渡って、また折り返していく感じです。
ここから清水寺の裏山となる清水山を登り、東山山頂公園へと向かいます。それほど高い山ではないので、アップダウンの激しさもあまりなく、ゆったり楽しめます。
井上世外の碑が見えるとすぐに視界が一気に開け、将軍塚に着きます。
将軍塚は麓にある青蓮院の飛び地境内であり、国宝の青不動でも有名です。境内には京都市内が見渡せる大舞台もあって絶景です。
東山コース: 将軍塚 – 蹴上駅
さて、トレイルはその将軍塚の舞台の下をとおり、どんどん下っていきます。尊勝院の境内を通り、粟田神社へとたどり着きます。
粟田神社は観光客にはあまり知られていない神社ですが、京都では有名な神社で、粟田祭や摂社の刀剣神社でも有名な神社ですね!
そしてこの粟田神社を出るとすぐに蹴上。東海道から京都への入り口となり、昔はとても賑わってたと言われているところです。
ここから地下鉄東西線の蹴上駅が近く、2つに分けて歩く場合、この蹴上で終わるか、もう少し進んで銀閣寺で分けると歩きやすいと思います。
さて、次回は蹴上駅から銀閣寺を経て、比叡山へと向かいます。
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