伏見稲荷大社【お稲荷さん】
日本には多くの神社があるが、その中でも圧倒的な人気を誇るものといえば伏見稲荷大社ですね!!伏見稲荷大社の人気は高く、訪日外国人の間でも京都で最も訪れておきたい場所の1つに選ばれています。
伏見稲荷大社
京阪の伏見稲荷を降りて徒歩5分ほど行けば伏見稲荷大社。駅の目の前にあるわけではないんですが、ほとんどの人が伏見稲荷大社の方へと歩いていくので、道に迷うことはないんでしょう。ちなみにJR稲荷駅だと降りた目の前が一の鳥居です。
全国に3万も存在する稲荷神社の総本宮ということもあって、いつもかなりの数の人がいます。
境内を歩いてみると、あちこちいろんな場所に狐がいますね。この狐は稲荷大神の遣いとされており、白狐(びゃっこ)。人の目には見えない狐です。稲穂や巻物、鍵や宝珠といったものをくわえています。
いろんな狐を探してみるだけでもなかなか楽しいです。
本殿へ
稲荷の歴史は711年、秦伊呂具が稲荷山に稲荷大神をまつったことに始まります。伊呂具が餅を弓の的にし、その餅が白鳥となって飛んでいき、降り立ったところに稲がなったので、そこに社を建て「稲生り」と呼びました。
稲荷神社といえば、農耕の神様ですがやっぱり起源も農耕に関するものなんですよね。
伏見稲荷大社、5柱の神々(宇迦之御魂大神、佐田彦大神、大宮能売大神、田中大神、四大神)を祀っています。
摂社・末社
稲荷社の総本宮ということもあって境内はかなり大きいですね。本殿からさらに奥へ進んでいき、千本鳥居を目指しますが、途中にいくつもの社殿が並びます。
千本鳥居を通って奥社奉拝所へ
稲荷神社といえば、この千本鳥居ですね。実際に本殿よりもこちらのほうが有名になってしまっているような気さえします。
主色の鳥居のトンネルが400mも続く参道は奥社まで伸びています。本当に綺麗ですね。ただ結構混雑してしまうんですが、鳥居のトンネルは稲荷山の山頂までずーっと続くので、奥社よりさらに登ればきれいな写真が撮れるのかも。
これらの多く鳥居は参拝者が願いをかなえてもらったお礼にと奉納したもの。これだけ多くの鳥居が立つものの、鳥居を奉納する文化は江戸時代から始まったもので、比較的新しい習慣なようですね。
さて、きれいな鳥居のトンネルを抜けると奥社奉拝所。背後には伏見稲荷大社の原点ともなった稲荷山三ヶ峰があります。ただ、稲荷山への登山は結構大変なので、行くことができない人がここから稲荷山を奉拝することができます。
もちろん、時間に余裕がある場合は、実際に稲荷山に登ることも可能です(お山すると言います)。ただし、結構きつい山の中で往復で2時間程度もかかってしまいます…
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