延命寺【奥河内もみじ公園】
大阪から南海高野線で約30分。この地は奥河内と呼ばれ観光客はそれほどおらず、大阪の中でもかなり田舎の地域です。そんな奥河内にひっそりとたたずむのが、紅葉の名所の延命寺です。
延命寺
南海高野線の美加の台駅からバスに乗って神ガ丘口で降ります。神ガ丘と何とも神聖な名前で呼ばれていますが、その昔はこの辺りは鬼住村と呼ばれ、鬼伝説が残るところ。結構恐ろしい場所だったんでしょうか。
さて、延命寺は空海が作った地蔵菩薩を安置したことが起源と言われますが、実際にはこの地に生まれた浄厳という江戸時代の高僧が再興したことが今につながっています。
現在の本尊は如意輪観音です。観心寺と同じですね!!
この寺で一番有名なのは「夕照(ゆうばえ)もみじ」と呼ばれる樹齢1000年の楓の木。大阪府の天然記念物にもなっています。
まるでその古さを証明するように、木には苔が生えているんですが、苔と紅葉のコントラストがまたとても美しいです。弘法大師の御手植えともいわれるこの楓は夕日に映える姿が特に美しいと言われています。
奥河内もみじ公園
延命寺から階段を上ると、奥河内もみじ公園です。なぜか人もほとんどいませんでしたが、奥河内随一と呼べるほどの美しさです。
どうして人があんまりいなんでしょう。かなりの穴場になっているようで、ゆっくり紅葉を見ることができました。
延命寺のアクセス情報
住所 |
大阪府河内長野市神ヶ丘492
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行き方 |
南海高野線美加の台下車。美加の台から40または41番のバスに乗って神ヶ丘で下車し、そこから徒歩10分ほど。
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拝観時間 |
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拝観料 |
無料
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そのほか |
延命寺の近くには奥河内の中でも有名な寺、観心寺があります。延命寺から観心寺までは歩いて30分です。
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