毘沙門堂【山科の紅葉スポット】
山科は京都の中心部から少し離れた場所なんですが、有名なお寺がたくさんあります。中でも紅葉のシーズンにとても人気なのが、毘沙門堂です。
毘沙門堂
毘沙門堂は703年に作られた歴史のあるお寺。古くは出雲寺と呼ばれていました。最澄が延暦寺の本尊である薬師如来の余った材木で作ったとされる毘沙門天が本尊とされました。
さて、そんな毘沙門堂ですが、山科から歩いて20分ほどです。紅葉のシーズンでは平日でも結構多くの人がいます。とはいえ、それでも他の京都の紅葉スポットと比べれば、この毘沙門堂は空いてるほうなのかも。
入ってすぐにあるのが、勅使門へと続く坂。この坂が紅葉で埋め尽くられた景色はあまりにも有名ですね。
ただ、毘沙門堂もすぐに人で混雑してしまうので、誰もいないところを写真に撮りたいなら、朝早く来ないとだめでしょうね。また、朝早く出ないと、一面落ち葉で埋まっているような写真はとれないのかも。
それにしても、本当にきれいです。
本堂前にはものすごい長い列がありましたが、御朱印をもらいに来た人の列のようですね。
実は毘沙門堂はユニークな御朱印を多く配布しており、それをもらいに来る人が結構多いみたいです。本堂に入るだけの場合、待ち時間はなかったです。
毘沙門堂は江戸時代には門跡寺院として高い寺格を持っていたのですが、そういうこともあったためか、中もなかなかの美しさ。
本尊は七福神の一人である毘沙門天で、勇ましい出立をしています。この毘沙門堂の本尊は非公開なので普段は見ることはできませんが、お前立が置かれています。
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