阿倍野神社【北畠顕家】
大阪ゆかりの武将の1人といえば、北畠顕家ですね!! 北畠顕家は阿倍野神社に祀られている人物で、とても若くして後醍醐天皇の右腕として活躍した武将です。
阿倍野神社
阿倍野神社は南海高野線の岸里玉出駅おりてすぐの場所にあります。阿倍野と言えば、ほとんどの人が天王寺を思い浮かべると思いますが、天王寺からは少し離れています。岸里玉出へは、南海なんばから5分ほど。
岸里玉出を降りるとすぐにあり、大阪の高級住宅街である帝塚山にあります。
神社の創建は1882年。結構最近できた神社です。南北朝の動乱で南朝側として尽力した人物を祀る『建武中興十五社』のうちの1つです。
本殿は北畠顕家と彼の父である親房を祀っています。残念ながら、本殿は第二次世界大戦で焼失しており、今の本殿は1968年に再興されたものです。
顕家は1338年にこの近くの石津川のほとりで足利軍と戦い、戦死。顕家がまだ21歳のことで、あまりにも早すぎる死でした。石津川には小さな祠があり、さらに少し離れた北畠公園にはお墓もあったりするんですよね。
境内の後ろには摂社や末社が広がるんですが、旗上芸能稲荷などの稲荷社があり、どこか神秘的な雰囲気です。
朱色の鳥居がずっと続いていました。
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