とんてき【四日市の名物】
関西を代表する肉料理の1つと言えば、四日市のとんてき。とんはブタを表し、テキはステーキを表します。ということは、ポークステーキということなんですが、これがまた絶妙なんです。
とんてき
とんてきは三重県四日市が発祥のグルメ。意外とできたのは新しく、戦後にできたんですよね。
今でも関西ではそれなりに有名な気もしますが、関東では『とんてき』という食べ物はほとんど知られていないようで、関東の友人にとんてきって何?と聞かれたことがあります。
もちろん四日市生まれなので、四日市で食べるのが一番です。
中でも人気なのが、とんてきの発祥と言われている「来々軒」。来々軒は四日市の市街地からは少し離れているのですが、それでもすごい人気で、お店の前には行列ができていたりします。
とんてきの何がすごいのかと言うと、まずその大きさ。どこのお店も、とんてきを頼むとかなりの大きさで出てきます。
もちろん、来々軒もすごい大きさです。なんとその大きさは250g! 肉には切目が入っていて、その見た目からグローブと呼ばれています。
こんなにも食べられるか!!と思うかもしれませんが、意外と大丈夫なんですよね。というのも、このとんてきの大きな特徴の味。お肉には濃い目のソースが絡められ、ニンニクと付け合わせのたくさんのキャベツとともに提供されることがほとんどです。味が濃いので、結構簡単に食べられます。
ナイフとフォークで上品に切りながら食べる感じではなく、かぶりつく感じです。お肉自体も結構柔らかいので食べにくさはそんなに感じません。食べているうちに気づいたらもう終わり。こんな大きさなのに、もうちょっと食べたかったと思わせるようなおいしさです。
がっつり食べたいならやっぱりとんてきでしょう。三重は本当においしい食べ物が多いです。
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