太融寺【繁華街の中の名刹】

大阪駅から歩いて東に約10分ほど行くと堂山町に着きます。この辺りはナイトライフが非常に充実した場所とされていますが、その堂山町の喧騒に埋もれて、大阪で由緒正しいお寺の一つである太融寺があります。

太融寺の歴史

太融寺は真言宗の寺院で、歴史はかなり古く、821年に弘法大師が創建したのが始まりだと言われています。その後、源融(光源氏のモデルともなった人物)が七堂伽藍を建立しました。太融寺の名はこの源融の「融」の文字を作って名付けられたと言わています。

残念ながら、建物は大阪夏の陣で全焼し、再建されるも太平洋戦争の大阪大空襲でも全焼し、今の寺は戦後に建て直されたものです。

太融寺

 

main building of Taiyu-ji Temple in Osaka Japan
門を入るとすぐに本堂です。

源融は嵯峨天皇の皇子です。そのため、この本堂には嵯峨天皇の念持仏である千手観音菩薩が祀られています。

Pagoda of Taiyu-ji Temple
塔もあって立派ですね!!ただ、ビルに囲まれているのであまりよく見えないです・・・。

塔の中には一願不動明王がいて、一番大切な願いことを一つだけかなえてくれます。みなさん熱心にお願いされてましたよ! きっと、とっても霊験あらたかな明王なんでしょうね。もちろん、きちんとお参りしてきました。

太融寺にはかわいらしい、ミニチュアの庭園もあります。

Taiyu-ji Temple rock garden

 

そのほかのスポット

淀殿の墓

太融寺に入ってすぐの鐘の近くには淀殿の墓があります。御存じの通り、淀殿は秀吉の妻で、大阪夏の陣で大阪城で秀吉の息子である秀頼と自刃しました。その後、大阪城は燃えてしまいましたが、2人の骨は発見され、秀頼は京都の清涼寺、淀殿は生前よく通っていた淀姫神社(大阪城の近く)に収められました。しかし、淀姫神社が軍用地になったため、この寺に移されました。

Grave of Hideyoshi's second wife Yodo-dono
この墓を訪れるために太融寺に来る人は多いです。

白竜大社

淀殿の隣にあるのは白竜大社でこれはお寺ではなく神社であり、女性の縁結びの神として祀られています。

では、男の縁結びはどこにあるのかというと、実は境内の外。しかも、道のど真ん中にあります。どうして道の真ん中にこんなものがあるのかと思うかもしれませんが、もともとこの辺りは太融寺に境内だったんだそうで、開発に伴って、この木を何度か伐採しようとしたのですが、切ろうとした人たちは不慮の事故が相次いだとか言われており、結局切らないでそのまま残されています。なんとも不思議ですね!

sacred tree of Ryuou Shrine once part of Taiyu-ji Temple
龍王大神を祀っています。

太融寺のアクセス情報

住所
大阪府大阪市北区太融寺町3-7

 

行き方
大阪・梅田駅から徒歩15分。

 

拝観時間
8AM-5PM

 

拝観料
無料

 

そのほか
大きなお寺ですが、寺周辺はビルに囲まれており、見つけるのが少し難しいです。少し治安が悪いところにあります。

 

 

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