青岸渡寺 【西国三十三箇所1番札所】

聖地巡礼としてもっともふるい歴史を持つ観音霊場西国33箇所。その中の1番の札所が青岸渡寺です。青岸渡寺は紀伊半島の南端にあり、関西の中心部からはかなり訪れにくいお寺ですが、那智大社や那智の滝、熊野古道といった多くの魅力を持つお寺の1つであり、和歌山を代表する観光スポットで、日本人だけでなく外国人にとっても人気のスポットです。

青岸渡寺の歴史

青岸渡寺は寺伝によるとは4世紀にインドから熊野に漂着した禅形上人が那智の山にこもり修行中、滝つぼの中に黄金に輝く観音像を見つけたことに始まります。禅形上人はその観音像を祀り、寺としました。

また、19歳で出家した花山天皇は3年間、那智山にこもり滝修行を行い、熊野権現のお告げで33観音を復興させました。そうした理由から、青岸渡寺は西国33か所の1番目の札所となっています。

青岸渡寺

紀伊勝浦駅からバスに乗って、30分ほどすると大門坂に着きます。バスに乗ってそのまま那智大社・青岸渡寺まで行くのもいいですが、大半の人が途中の大門坂から熊野古道を上がっていきます。(大門坂の話は那智大社のページを見てください)

青岸渡寺の山門
1933年に建てられた山門。麓の大門坂にあったものを移設したものです。

青岸渡寺は歴史的に那智大社と一体と考えられており、今でも那智大社の隣に建っています。現在の本堂は古くは如意輪堂と呼ばれており、現在のように寺として独立したのは明治の神仏分離の後のことです。

青岸渡寺と那智大社の間
あっちが熊野那智大社です。

山門をくぐるとすぐに本堂が見えてきます。青岸渡寺の本堂は信長の軍勢に焼かれた後、1590年に秀吉が立て直したものです。ここの本尊の如意輪観音像はわずか39cmの小さなもので、普段は秘仏ですが、ここの秘仏は毎年定期的に開かれているようですね。西国33観音もあと数か所となってきましたが、本尊を見たことがあるのは本当に数えるほどしかありません・・・。

青岸渡寺の本堂
本堂です。
こんにちは!!
大黒天堂、大黒天そのほかの七福神が祀られています。

本堂を見たら、ぜひ三重塔に行きましょう。多くのガイドブックで見るような滝と三重塔の写真はこの辺りからとったものです。ちなみにこの塔は青岸渡寺の塔ですが、ここから見る滝は飛瀧神社といって別の神社になっています。どれが青岸渡寺でどれが那智大社でとか考えると結構ややこしいです。

青岸渡寺の那智の滝
塔は1972年のものです。拝観料300円が必要ですが、人があまりいないのでおすすめです。
那智の滝の滝つぼ
塔からは滝つぼがしっかり見えます。

この塔から道を下っていくと、那智の滝に行くことができます!

那智黒

歩き疲れたらやっぱり黒飴ソフトクリームですね! 那智黒ともよばれる黒飴はこの紀伊勝浦の最も有名な食べ物の1つです。関西ならスーパーとかでも黒飴は売っていますが、黒飴のソフトクリームは見たことがありませんでした。

明治時代からあるんですね!!知らなかった・・・。

境内には黒飴ソフトクリームを売るお店がいくつかあるので、是非トライしてみて下さい!とってもおいしいです。

ほんのり黒飴の味。

青岸渡寺のアクセス情報

住所

 

 

Website

 

 

行き方

JR紀勢本線(きのくに線)紀伊勝浦からバスで30分。勝浦は大阪から特急くろしおで3時間程度です。那智・勝浦からもバスの本数がかなり少ないので注意が必要です。

 

拝観時間

 

 

拝観料

無料

 

そのほか

 

 

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