おおさか環状自然歩道【300kmの長距離ハイキング】

大阪は西に大阪湾がありますが、その北を北摂山系が、東を生駒・金剛山系が、そして南は紀泉アルプスが囲む山にかこまれた県です。そしてあまり知られていないのですが、実はこの山々は「おおさか環状自然歩道」でつながっており、歩くことができるんです!!

おおさか環状自然歩道の歩き方

おおさか環状自然歩道は北大阪を歩く北摂自然歩道、北東部の生駒山系を歩く生駒自然歩道、南東部の金剛・葛城山系を歩くダイヤモンドトレイル、そして南部の紀泉アルプスを歩く泉州近畿自然歩道の4つパートによって構成されています。途中、抜けているところもあるのですが、基本的には1つながりのトレイルで全部歩くと300kmにもなります。基本的に大阪は交通の便がいいので、大阪に住んでいる限りはすべてのトレイルに日帰りでアクセスできると思います。

さらに役立つ情報をまとめてみました。

1. おおさか環状自然歩道の地図は無料でダウンロードできます

ここここ(両方とも大阪府のページです)からダウンロードできます。また、地図はずいぶん前に作られたので、若干違うところがありますが(例えば、新名神高速道路が書かれていない)、山の中自体の地図は正確に書かれています。ただ、おおさか自然歩道以外の道はすべて書かれているわけではありません。

2. 低山が中心。初心者向けのトレイル。

おおさか環状自然歩道はいくつもの山々を抜けていき、ほとんどが山道。舗装された道は少なめです。とはいえ、ほとんどが500m程度の低山です。なので、初心者でも結構安心して登ることができます。低山とは言え、登りきるときれいな景色を楽しむことができます!!

北摂・生駒自然歩道付近ではおおさか環状自然歩道の看板があります。

3. コンビニや自販機はほとんどなし。

おおさか環状自然歩道のコースは住宅地から離れた結構な山の中を行くので、コンビニや自販機は基本は無かったです。トイレは山頂や府民の森など主要なところにちょくちょくありました。

4. 基本的にクマはでません。ただし一部はが雪が積もります

北摂自然歩道(特に能勢とポンポン山付近)ではたまに熊の目撃情報がありますが、そのほかのパートではクマが目撃されることはめったにありません。なので秋や春でも安心して歩けます!ただ、冬は金剛山のあたりや北摂自然歩道では市街地で全く雪がなくても積もっていることがあります。

冬の金剛山

おおさか環状自然歩道

北摂自然歩道

チェックポイント

大阪府民牧場→三草山 (564m)→長谷の棚田 →行者山→剣尾山 (784m)→宿野→歌垣山 (553m)→本瀧寺→妙見山 (660m)→ 天台山 (640m) →明ヶ田尾山 (619m)→鉢伏山(604m)→箕面ビジターセンター→北摂霊園→竜王山 (510m)→萩谷総合公園→摂津峡→神峯山寺→本山寺→ポンポン山 (678m)→釈迦岳(631m)→ギロバチ峠→若山神社→水無瀬駅

コースの長さ

約100km

このブログでの記事

北摂自然歩道 1: 大阪府民牧場 – 宿野

北摂自然歩道2: 宿野 – 妙見山

北摂自然歩道 3: 妙見山 – 箕面ビジターセンター

北摂自然歩道 4: 箕面ビジターセンター – 萩谷総合公園 

北摂自然歩道 5: 萩谷総合公園 – 水無瀬駅

ルート概略

北摂自然歩道は能勢電鉄の山下駅からバスに乗って能勢町へ向かい、大阪府民牧場(現在は存在しません)から始まります。前半は剣尾山やポンポン山といった有名な山を越えて、大阪の北部を横断するルートです。能勢町は大阪府内でもかなり田舎な場所で、のどかな田園風景や美しい山々を味わえます。中盤は歌垣山、妙見山とアップダウン激しめで、箕面の滝に近い箕面ビジターセンターまで。さらに後半は摂津峡を超えて、北摂でもっとも有名なポンポン山を登って、阪急の水無瀬駅までを歩きます。どの山もそんなに高くはないのですが、坂がきついところも結構あります。

三草山頂上から。雪が積もっています。
歌垣山からみた雲海。
竜王山展望台から。
摂津峡

生駒自然歩道

チェックポイント

国見山 (284m)→交野山 (341m)→くろんど園地→ほしだ園地→むろいけ園地→くさか園地 →ぬかた園地→ 生駒山 (642m)→なるかわ園地→みずのみ園地→高安山 (487m)→高井田駅

コースの長さ

約45km

このブログでの記事

生駒自然歩道 1: 国見山 – むろいけ園地

生駒自然歩道 2: むろいけ園地- 高井田駅

コース概略

生駒自然歩道は生駒山系を横断する45kmのルートです。途中7つの府民の森を通過します。園内の道はかなり整備されており、アップダウンもはげしくはありません。最高の生駒山で642m程度です。そもそも山の上までバスやケーブルカーが来ていたりするので、きつい坂も避けることができ、山歩きというよりかは森林歩きのような感覚で歩けます。とはいうものの、交野山や僕らの広場など絶景ポイントもたくさんありました。おおさか環状自然歩道では最もおすすめのコースの1つです。

交野山
ほしだ園地内の星のブランコ
「ぼくらの広場」からの絶景

ダイヤモンドトレイル

チェックポイント

屯鶴峯→二上山 (517m, 473m)→竹内峠→岩橋山 (658m)→大和葛城山 (958m)→水越峠→金剛山 (1125m)→伏見峠→千早峠→神福山 (792m)→紀見峠→岩脇山三合目→岩脇山 (897m)→滝畑ダム→槇尾山・施福寺 (600m)

コースの長さ

約45km

このブログでの記事

ダイヤモンドトレイル 1: 屯鶴峯- 水越峠

ダイヤモンドトレイル 2: 水越峠- 紀見峠

ダイヤモンドトレイル 3: 紀見峠- 槇尾山

ルート概略

大阪のトレイルといえば、ダイヤモンドトレイルともいえるほど有名なトレイルで、おおさか環状自然歩道でも最も有名なコースです。秋の岩脇山のススキや冬の金剛山に雪など自然にあふれており、年間を通して多くの人が歩きます。金剛山や岩脇山、二上山など県境にそびえるいくつもの高い山々を登り、最初から最後までアップダウンはかなり激しめ。果てしなく続く階段も多く存在します。トレイルランナーも多く見かけますが、金剛山の伏見峠からはあんまり人がいなかった気がします。

金剛山の広場から
奈良県側から見た葛城山系
岩脇山のすすき。

泉州近畿自然歩道

チェックポイント

槇尾山→経塚山 (825m)→和泉葛城山 (858m)→ハイランドパーク粉河→犬鳴 →ほりご園地→堀河ダム→四石山 (384m) →山中渓駅→雲山峰(489m)→大福山 (425m)→札立山 (349m)→甲山(212m)→四国山 (241m)→谷川

コースの長さ

8okm

このブログでの記事

紀泉アルプス 1:  槇尾山 –  犬鳴

紀泉アルプス 2: 犬鳴 – 山中渓駅

紀泉アルプス 3: 山中渓駅 – 孝子駅

紀泉アルプス 4: 孝子駅 – 谷川

ルート概略

紀泉アルプスという大阪の和歌山の境にある山々を歩くコースです。いったん山に上がってしまえば、起伏は激しくなく、眺望地からは大阪湾や関西空港がとてもきれいに見えます。トレイルにアクセスしやすいのですが、ここは他のコースと違ってあまり整備されていないところが若干あり、大阪府の公式地図に表記されているように「迷いやすい」とか「危険」といった箇所が少しあるので、注意が必要です。諸説ありますが、現在のおおさか環状自然歩道の最後は岬町谷川(多奈川駅周辺)です。

山中渓第一パノラマから見た泉南市・田尻町
紀泉アルプス。低山ですが、深い山の中を歩きます。
紀ノ川から見た紀泉アルプス。

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