湊川神社【楠木正成最期の地】

神戸といえば、文明開化の地。京都や奈良と違ってあまり古い歴史があるイメージはありませんが、実は神戸には多くの歴史的なスポットがあります。湊川神社も、南北朝時代に活躍した楠木正成の最期となる地に立っており、今では神戸で最も有名な神社の1つとして知られています。

湊川神社

湊川神社へ

湊川神社は高速神戸の駅を降りてすぐのところにあります。神戸の駅前にこんな大きな神社があるとはなんとも意外です。駅の前に巨大な門が建ち、この神社が神戸の人にとってどれぐらいの意味を持つかは一目瞭然ですね。周辺にある生田神社や長田神社ととももに、神戸の三大神社として知られています。

そんな門をくぐると、本殿まで長い参道が続きます。緑も多く、市民の憩いの場みたいな感じなんでしょうか。神戸も昔はこんなに緑の多いところだったんでしょうね。

湊川神社の参道
参道。結構多くの人が訪れていました。
楠本稲荷神社
楠本稲荷神社。なんとも幻想的です。
菊水天満神社。楠公さんは学もあったようですね。

湊川神社といえば、楠木正成ですね! 正成は後醍醐天皇が鎌倉幕府に反旗を翻したとき、天皇の味方となって大活躍しました。しかし、後醍醐天皇の政治が失敗し、足利尊氏らが後醍醐天皇を攻めてくると、正成は尊氏の撃退に尽力します。

激戦の末、正成らは負けを悟り、湊川の戦いで弟の正季と刺し違えますが、その地こそがこの湊川神社です。正成が亡くなったのは、1336年なんですが、神社自体は結構新しく、明治維新の時に作られたものです。この湊川神社だけでなく、明治維新後に南北朝で活躍した人物らを祀る神社が多く建てられており、それらは建武中興十五社として知られています。

湊川神社の本殿

湊川神社の本殿は第二次世界大戦で焼失し、現在のものは昭和27年に建てられたもの。神社建築にしては結構新しめですね。祭神は楠木正成やその妻、そして弟の正季や子の正行など。幕末には坂本龍馬や高杉晋作ら尊皇派とよばれる人たちがこの場所を訪れています。

湊川神社の本殿
本殿。コンクリート製の建物のようです。

本殿の隣には、正成が正季らと刺し違えたと言われている殉節地があるようですが、入れませんでした。神聖な場所なんでむやみやたらに入らない方がいいんでしょうね。

塚。入ることはできないようです。

楠正成の墓所

湊川神社の門からは参道が続くんですが、その参道を右手にそれると楠木正成の墓所があります。この墓所は社殿が建てられる前に、江戸時代の勤皇家徳川光圀が自ら墓碑を書いて作ったもので、嗚呼忠臣楠子ノ墓と呼ばれています。正成の首塚は河内の観心寺に埋葬されており、墓所は複数あるようですね。

大楠公は正成のこと。小楠公は子の正行のことです。

湊川神社は神戸の街中にあるとっても美しい神社です。楠公ファンのならぜひ訪れておきたい神社です!

湊川神社のアクセス情報

住所

兵庫県神戸市中央区多聞通3-1-1 

 

ウェブサイト

 

 

行きかた

阪急電鉄・阪神電鉄高速神戸駅すぐ。JR神戸駅から徒歩3分

時間

6-18時(季節によって若干異なります)

 

拝観料

無料

 

そのほか