一乗寺【西国第二十六番札所】

一乗寺というと、京都にあるラーメン激戦区として有名ですが、実は兵庫の山奥、姫路駅からバスで40分ほど乗ったところに、西国二十六番札所のお寺、一乗寺があります。アクセスしにくいことからも、それほど有名ではないのですが、平安後期に建てられた国宝の三重の塔を持ったお寺です。

一乗寺

一乗寺を開いたのは法道上人。6-7 世紀ごろ、中国や朝鮮を経由して日本にやってきたインドの僧です。彼は紫の雲の乗ってやってきたとか、お腹が空いたら空の鉢を飛ばして、供物を受け取っていたなど、多くの伝承が残る人物であり、この一乗寺をはじめ、播磨地域(兵庫県南部)に数多くの寺を開いた人物とされています。そんな法道が孝徳天皇の病気平癒を行い、その功績が認められ、この一乗寺が650年に作られました。

一乗寺自体はそんなに大きなお寺ではないので、一番奥まで行っても一時間ぐらいで十分って感じでした。観光地化されているわけではないので、周囲にはほとんど何もありません。バスには4、5人乗っていましたが、みんな一乗寺で降りた感じです。

一乗寺の門
一乗寺の門。バスを降りたら目の前です。
長い階段が続きます。お寺といえば階段って感じです。

一乗寺は門から、一直線に並んで伽藍が建てられており、非常に見学しやすいです。ただ、少し坂がきつかったです。

常行堂。天台宗の常行の修行を行うための建物。

寺のメインというと本堂ですが、一乗寺の中でも最も有名な建物はやはりこの三重塔でしょう。この三重塔は1171年に建てられたものであり、塔としてはかなりの古さを誇ります。また、他の塔と同じく、上に行くほど塔はどんどん小さくなっており、それが非常に安定しているかのようなイメージを与えています。階段の上から見た塔は本当にきれいです。国宝の多宝塔はかなり見ていますが、三重塔も本当に美しいですね。

一乗寺の三重塔
一乗寺の三重塔。国宝です。

一番上まで来たら本堂がです。本堂に祀られている本尊は聖観世音菩薩であり、8世紀ごろに作られた非常に古いもの。残念ながら多くの西国三十三か所のお寺と同様に、普段は公開していません。そのため、多くのお寺ではお前立ちといった別の像を本尊の前に置くのですが、ここではそのお前立ちもかなり古い像であり、現在は博物館にて公開となっているようです(博物館は年に2回のみ)。

一乗寺の本堂
本堂は1628年の建物

バスまでに時間があれば、さらに本堂の奥の開山堂のほうへといくこともできます。

一乗寺の開山堂。
開山堂。法道を祀ります。
賽の河原。三途の川のほとりの賽の河原を再現したもののようです。どうしてここにあるのかはよくわかりませんが…。

アクセス情報: 一乗寺

住所

兵庫県加西市坂本町821-17

 

ウェブサイト

 

 

行きかた

姫路駅から社駅行のバス(71番系統)で約40分。バスの本数はかなり少ないです。

 

拝観時間

 8:00-17:00

 

拝観料

500 円

 

 

そのほか

うまく計画を立てれば、近くの円教寺も1日で回ることができそうですが、公共交通機関だと急がないと結構厳しいのかも。

 

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