播州清水寺【西国三十三所第二十五番札所】

丹波と播州のちょうど境目のあたりに西国三十三所の難所の1つとして知られるお寺、播州清水寺があります。アクセスがかなり難しいお寺の一つですが、紅葉の名所としても有名なお寺です。

播州清水寺まで歩く

播州清水寺はJR福知山線の相野駅。そこからバスにのって40分ほどですが、バスは1日2本のみで、公共交通機関ではかなりアクセスが悪いです。駅から歩くとおよそ10kmで、3時間ほどです。

途中、丹波焼で有名な立杭もあり(1時間ほど道をそれます)、丹波篠山市の田舎の景色が広がる美しいところをいきますが、歩道がないところが多いので、歩くのは少し危険です。

ま、歩いて行っているんですが。
御嶽山。きれいな山です。

播州清水寺は御嶽山の頂上付近にあり、バスに乗ると山の上の寺の入り口のすぐ近くまで連れて行ってくれます。

ただ、『清水寺』のⅠつ前の『清水』のバス停で降りて、登山道を2kmほど歩くのもおすすめ。登山道はかなり整備されています。麓からは歩いて40分ほどです。ちなみに歩くと、入場料の500円は免除となります。

料金所のゲートの直前から登山道が始まります。
ここを登っていきます。
頂上までは2km程度です。

40分ほど歩いて、長い階段が見えてくると終わりです。高低差もそれほどなく、結構快適に上ることが出来ました。

少しぼこぼこして歩きにくいです。
昔、山門はこのあたりにあったようです。

播州清水寺

播州清水寺の創建は今から1800年前ほど。この播磨地方で多くの寺を建てたインド人の法道が開祖とされています。法道については実在の人物かどうかは不明ですが、それでも7世紀には根本中堂が作られ、8世紀には大講堂が作られたとされているので、いずれにしてもかなり古くからあるお寺だったようです。

とはいえ、残念ながら山火事により大半を失っているので、建物なのではすべて新しめのものが多いですね。

大門: 1980年のもの。駐車場付近にあります。

結構アクセスも悪いので、あんまり参拝に来る人はいないだろうと思ったのですが、実際はかなり賑わっていました。境内にはお土産屋や食べ物屋などもあり、思っていたよりもかなり大きなお寺です。

山の中にある西国三十三所のお寺といえば、施福寺、観音正寺、松尾寺などがありますが、観光地化されていない事が多いので、結構意外です。紅葉が特にきれいなことも人気の理由なんでしょうね。

紅葉が本当にきれいです。
紅葉がきれい!!
SNSでよく見る引退ポスト。

入ってしばらく行くとあるのが大講堂。聖武天皇の時代に作られました。ここが西国三十三所の本尊である観音様が祀られているところです。

本尊は秘仏ではないのですが、残念ながら消失してしまったようで、今のは大正時代に作られたもの。ただ、札所本尊をj随時見られるなんて、なんてありがたいことなんでしょう!!

大講堂は1930年のもの。

大講堂から上に行くと、根本中堂があり、これが播州清水寺のメインのようです。ここの本尊は法堂作ともよばれる十一面観音菩薩ですが、秘仏になっており30年に一度の公開となっています。

だいぶ上まで来たような気がしますが、眺望がないのが少し残念。まぁ登山に来たわけではないですからね。

根本中堂。

根本中堂からさらに上がると、井戸がありました。

この井戸は法道が祈祷したら湧いたと知られている滾浄水で、この水がこのお寺の名前の由来となっているます。