吾妻【大阪最古のうどん屋】
大阪の北は北摂と呼ばれ、かなりの住宅街です。その北摂にある池田市はチキンラーメン博物館があることで有名で、多くの人が博物館に行き、そのまま阪急に乗って帰ってしまうのですが、それは残念です。実は池田には多くのみどころがあるんです。なかでも、大阪で最も古いうどん屋である吾妻によらずに帰るのは、もったいないですよ!!
吾妻
吾妻の最寄り駅は阪急池田駅。池田駅を降りると北側の出口から(チキンラーメンとは別の出口)商店街を一番端へと向かい、大きな通りに出ると左折。そのまままっすぐ行き、西本町と書かれた交差点のところにあります。商店街を出て左折すると、落語ミュージアムや酒蔵の呉春、そしてビリケン像などいろいろがあるので歩いていても楽しいです。
吾妻の創業は1864年。この年から一度も途切れることなく続いており、これが大阪で最も長く続くうどん屋ということになります。
ここの看板メニューというと、やはりささめうどんでしょう。ささめという名は、細雪に代表される文豪谷崎潤一郎の妻が通い、その縁でささめという名をもらったようです。もちろん、ささめうどんを頼みました。大阪ではうどんとかやくご飯を食べるのが普通ですが、かやくご飯は売り切れだったのが残念・・・。吾妻のかやくご飯はきっと絶品なんだろうな!!
具はかまぼこ、昆布、ごま、三つ葉ととてもシンプルだ。また、うどんは細麺で柔らかく、一般的に人気な讃岐うどんとは違った大阪うどんです。だしは生姜の味が少し聞いてきて、濃すぎない味で、少しとろみがついているのがおもしろいですね。夏の暑いときには、冷えたざるうどんもあるので、四季を通して楽しめるのがいいですね!!安いうどん屋も多いのですが、手のかかったうどんを食べたいなら、ぜひ吾妻がいいです。
吾妻のアクセス情報
住所 |
大阪府池田市西本町6-17
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行き方 |
阪急宝塚線池田駅から徒歩15分。
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営業時間 |
10:30~17:30
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予算の目安 |
1000円
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そのほか |
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