石山寺【西国三十三箇所13番札所】

滋賀といえば、ほとんどの人が琵琶湖、そして湖のレジャーばかり思いつくが、実は滋賀には大きなお寺や国宝など、歴史がいっぱいあります。特に琵琶湖の南にある石山寺は西国33か所のうち13番目の札所として大きなお寺であり、有名な観光スポットでもあります。

石山寺の歴史

石山寺の始まりは8世紀に良弁が聖武天皇から東大寺の大仏建立にあたり黄金産出の祈願をするよう勅命を受けたことに始まります。良弁は初め吉野で祈願していたのですが、のちにこの石山にやってきて、この石山で聖武天皇から預かった聖徳太子の年持仏を祀り祈願したところ金が東北で発見されました。後日、仏を移動させようとしたところ、仏は岩の上で動かなかったので、それを祀るために石山寺が建てられたと言われています。。

Statue of Lady Murasaki at Ishiyama-dera
石山寺にある紫式部の像です。

石山寺は古くから観音信仰の聖地とされ、平安時代になると清水寺や長谷寺と並んで観音信仰の聖地となり、多くの貴族から信仰を集めました。「更級日記」「枕草子」などの多くの古典文学に登場し、あの源氏物語の作者の紫式部もこの石山寺で執筆活動を行い、主人公が都から追い出されてしまう「須磨之巻」の着想を思いついたともいわれています。

石山寺

石山寺の周りにはレストランがあったりして結構観光地化されていることに気づきます。来る人は結構多いんでしょうね!!

Temple gate of Ishiyama-dera temple in Shiga
源頼朝寄進の門です。

入ってすぐに気づくのが、石山寺の岩の多さです。実は石山寺はその名が表す通り岩(珪灰石)の上に建てられています。この珪灰石は石灰石がマグマに触れて変容した非常に珍しい岩です。この寺の境内の多くの場所に存在しており、このごつごつした岩が多く存在することが、この寺をさらに魅力的なものにしています。

もぐり岩。自然にできた穴でくぐることができます。

Renyo-do at ishiyama-dera
蓮如堂。石山本願寺で有名な蓮如ですね!
毘沙門堂
鐘楼も源頼朝の寄進。

本堂

石山寺の本堂はかなり大きいのだが、奥まったところにあるので全体が少し見えにくいです。本尊は3mもある巨大な如意輪観音で、半跏の像で非常に珍しい像です。なお、初代の如意輪観音は燃えてなくなっており、現在は11世紀のもののようです。残念ながら普段見ることができず、33年に1回の公開となっている。見ることができた私たちはかなりラッキーでした!!

11世紀にたてられた本堂です。滋賀で最も古い建物です。
本堂は珪灰石の上に建てられており、懸造と呼ばれる清水寺の舞台のような作りになっています。
次回は2049年です!

多宝塔

本堂から少し上がると多宝塔があります。この石山寺で絶対見ておくべきなのが、やはり多宝塔ですよね!!

多宝塔とは1層目がしかく、2層目が円形状になっているもので、実際に多くのお寺(特に真言宗のお寺)にあるのですが、石山寺の多宝塔は建立されたのが1194年で実は日本でもっとも古い多宝塔なんです!!

Tahoto of Ishiyama-dera
源頼朝の寄進によるものです。

そのほかのスポット

湖舟

石山は33のうちでもかなり観光地化しているので、周りには多くのレストランがあります。参拝した後は、何か食べるのもいいですね!!中でも、湖舟は滋賀の郷土料理を多く提供するお店でお勧めですよ。滋賀のソウルフード鮒ずしもありました!

お寺の入り口からすぐ近くにあります。

石山寺は滋賀で最も美しいお寺で個人的にはかなりお気に入りのお寺です。特にお寺の建物がごつごつした力強い珪灰石といいコントラストを生み出していると思います。特に紅葉のシーズンに来るのもいいでしょうね!!

石山寺のアクセス情報

住所
滋賀県大津市石山寺1-1-1

 

行き方
JR東海道線石山駅下車。石山からは京阪石山坂線で石山寺駅まで乗り、駅から瀬田川沿いに徒歩約10分。石山駅からバスもあり。

 

拝観時間
8:30~16:00

 

拝観料
600円

 

そのほか
 

 

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