京北コース 前半【京都一周トレイル】

京都からバスに乗り、高雄を超えて1時間ほどいくと京北があります。京北は京都の市の中でも特に自然が溢れていることで有名な場所ですが、実はこの京北には周囲を回る約40キロのトレイル、京都一周トレイルがあるんです!今日はその京北トレイルのうち、細野口から滝又の滝、常照皇寺を経て筒井口(弓削)までを歩いてみたので紹介します。

京北とは?

京都の住民でないと、なかなか京北という場所になじみがないかもしれませんが、京北は京都市の北部にあるとても自然豊かな場所です。私たちは京都一周トレイルをすべて歩きましたが、自然を楽しむという点においては、この京北コースが最もよかったし、とても満足でした。

残念なことに京北を歩くのに最も苦労するのが、そのアクセスです。京北へは京都駅や四条大宮の駅からJR西日本バスで約1時間とかなり遠く、またバスも1時間に1本しかありません。さらには最終のバスもかなり早いです。京北の中でもコミュニティーバスはあるのですが、ほとんど本数がなく、しっかりと計画して行かないといけないようなところです。

これから京北コースを歩く人のために、いくつかの役立つかもしれない情報をここに書いておきます。

  • 京北行のバスの時間はJR西日本バスにあります。終点の周山が京北の中心部ですが、トレイルは周山の手前の細野口から始まります。
  • 京北内では京北コミュニティーバスがありますが、本数は1日数本です。
  • 中心部の周山にスーパーがあり、道の駅もあります。それ以外にはスーパーやコンビニはありませんでした。自販機もほとんどなかったと思います。
  • 毎年、かなり雪が多いです。京都市内は積もっていなくても、京北では積もっていることが多々あります。雪は京都府のホームページで確認できます。
  • 京北ではクマもかなり出ているようです。
  • コースの大半は山道ですが、他のコース同様に看板が多くあるので、迷いにくいところはあまりなかったですが、黒尾山付近は少し道が複雑でした。

京都一周トレイル: 京北コース

細野口- 滝又の滝

京都駅からバスで一時間ほどで細野口に付きます。終点の周山の手前のバス停なので最後まで乗ってしまわないよう注意です。このバス停から5分ほど歩いて細野小学校へと向かい、そこから京北トレイルが始まります。

この小学校の前の道を行きます。

旧細野口小学校の横を抜けていきます。勝手に小学校の中に入るのは少し気が引けますが…。ここから、まずは滝又の滝を目指します。初めは車道ですが、すぐに山道になります。

山の方へと入っていきます!
滝又の滝に向かいます。

最初の山道ですが、若干あれています。何度か川を渡りますが、橋がかなり簡素なので滑りやすく注意が必要です。増水時には渡れないかもしれません。

あれは橋か、それても板が引っ掛かっているだけなのか・・・!
京北コースの仏像
ここら辺に寺があるみたいです。
滝又の滝に向かって今います。

さて、歩いて30分ほどで滝又の滝に到着です。この滝は織田信長の甥である十界因果居子により命名された滝で、落差は20m。森の中にあるとても美しい滝です。滝を見ながら朝ごはんを食べたいのですが、残念ながら滝の周りに座ることができるところはありませんでした。

京北のコースの滝又の滝
滝又の滝。木が折れていますね・・・。

滝又の滝 – 茶呑峠

滝からはちょっときつい登りですが、その登りもわずか。すぐに平坦な林道に出て、ずっと進みます。北山杉がとても綺麗ですね。北山杉は京都の木で、この京北からすこし南の中川地区(周山行きのバスは途中で通ります)が最も盛んな場所ですが京北にも北山杉のきれいな森がたくさんあります。

北山コースの北山杉
左側に杉林があります。
京北コースの北山杉
杉がきれいだなぁ!!

獣除けのゲートを出ると、余野の集落に出てきました。とってもきれいなところです。

与野

余野の集落を進み、途中から山に入って伏見坂へと進みます。この辺りは分岐点が多く迷いやすいですが、特に看板がかなり多くあるので、5分歩いて看板がないなら道を間違っていると考えていいのかもしれません。結構坂ですが、がんばって登ります。

右に進んでいきます。
京北コース
京北は歩いていて本当に気持ちがいいです。

伏見坂を抜けると大森の集落です。ここからは長い林道歩きです。川に沿って林道を上がっていきます。途中から(14の看板あたりから)どんどん山道です。ここで雪が降ってきました!!雪が降るなんて言ってなかったんですが!京都市内の天気と京北の天気はやっぱり違いますね・・。

大森

下の写真でも少し見えますが、小石が結構ゴロゴロしています。杉の枝も落ちているので少し歩きにくかったりします。注意しなきゃですね!!と思っていたら、ちょうど茶呑峠のあたりで落ちている枝があたり、靴が破れてしまいました・・・。

京北コースの茶呑峠
茶呑峠です。

茶呑峠 – 常照皇寺

さて、茶呑峠を過ぎてしばらく行くと(地図では17のところ)で天童山に逸れる道と常照皇子方向にそのまま進む道に別れます。天童山の頂上までは一時間くらいかかるようですが、この分岐点から15分ほど歩くとパラグライダーの離陸地があり、そこから見る景色はものすごくきれいですよ!パラグライダー離陸地までなら遠くないので是非おすすめです!

京北コースのパラグライダー離陸地
しかし、こっから飛んでどこに着陸するんでしょう。

さてさっきの分岐点のに戻ると、近くには二石仏などもあり、広場のような感じになっています。ここは鯖街道(小浜へ通じる街道)などが通り、昔は茶店などがあったそうですね。広場なので、この辺りで昼ごはんにしました。

左が地蔵、右が大日如来だそうです。

ここからは山道をずっと下り、中江の集落へと山をおりていきます。この辺りで銃の音が結構聞こえるのですが、これは近くに京北総合射撃センターがあるからみたいです。間違えて撃たれたらどうしようと思いましたが、猟をしているわけではないんですね。

中江の方に降りていきます。
賀茂神社です。小さい神社ですが、杉に囲まれてとても美しいです。

さて、中江の集落です。ここからは上桂川沿いを歩いて常照皇寺へと向かいます。途中、光厳天皇が通ったと言われる光厳古道を通り、上桂川に沿って川の岩場を行きます(増水時には別のルートに迂回します)。上流なので、水は本当にきれいでした。

田舎だなぁ
上桂川です。
本当に川のすぐ近くを歩きます。

さて常照皇寺まで出てきました。このお寺は光厳天皇によって開かれたお寺で、天皇は崩御するまでこのお寺で過ごしたと言われています。光厳天皇はちょうど南北朝のあたりに擁立された天皇で、次々と倒れていった鎌倉武士たちを見て出家を決意。この京北まで来られたそうです。京北の中でも最も有名なお寺で、特に桜は有名です。今回は残念ながら時間がありませんでしたが・・・。

Joshoo-ji Temple on the Keihoku Course
常照皇寺

常照皇寺 – 弓削 (筒江口)

常照皇寺からは黒田の方(東)へと向かう道もあるのですが、今回は残念ながら言ってません。ここからは京都トレイルのメインのルートに沿って、西へと向かっていきます。寺の手前にある府道61号線(京都京北線)を歩いて弓削の集落へと向かうのですが、途中府道から山道へと逸れます。ただ、どこから山の中に入るのかがかなりわかりにくいです。

この道に沿って行きます。
ここから赤い矢印に沿って山の中へ入っていきますが、このまま車道を歩いても着きます。
京北コースの井戸峠
井戸峠を越えます。
井戸峠を越えたら再び山のなかへ。

そしてまた61号線と合流しました。もうすぐ今日の目的地に到着です!!

誰もいません。車も来ません。北海道みたいですね!!
やぎさん。

さて、弓削の集落につきました。 今日はここまでにしておきます。20キロほどの長い道のりでしたが、アップダウンもそれなりにあり、とても楽しむことができました。京都トレイルの中では京北コースはベストの1つです。ちなみに日曜日に歩きましたが、最初から最後まで1人も会いませんでした・・・。

筒江口のバス停。
京北内でのバスは本数がかなり少なめです。

なお、弓削には京北ふるさとバスの筒井口のバス停がありますが、残念ながらここは休日はバスはほとんど来ず、2時間以上待たなきゃいけないので、府道162号線を5kmほど歩いて周山のバス停まで向かいました。歩道があるので安心して歩けます。

次は筒江口から細野口!!京北の後半はこちら!

 

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